ブックタイトル20140627-0623デジタル保存版

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概要

20140627-0623デジタル保存版

本稿では、関西地方最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋なんば店(『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計8店舗。毎週金曜日15時時点で調査し集計している。※※※今回の調査日6月20日におけるパチンコの全体客付き率は、前回より0.3ポイントアップの59.5%、パチスロの全体客付き率は1.1ポイントダウンの50.6%。一般的な給料日直前の週末とあって、パチスロの客付き率がわずかに落ち込んだ。6月最大の話題機「パチスロ蒼天の拳2」がすべての調査店舗に導入され、稼働を開始した。全8店舗の合計では183台となり、「アナザーゴッドハーデス奪われたZEUSver.」に次ぐ設置規模となる。最多となる台数を導入したのは、38台導入の『マルハンなんば本館』と『大東洋なんば店』。『マルハンなんば本館』では前週からの先行設置であった。同機のトップ週の客付き率は91.8%。『マルハンなんば本館』の機種別客付き率81.6%など、空席を埋めきれない店舗も一部に見られたが、おおむね9割以上の客付き率を達成していた。入れ替わりに撤去されたのは「北斗の拳転生の章」よりもむしろ「吉宗」、「主役は銭形2」、「ぱちスロAKB48」といった他メーカーの機種の方が多く、「北斗転生」は機種別で「蒼天2」に次ぐ4番目の設置規模を保っている。「北斗転生」については、日電協よりサブ基板交換検査の対象機種に指定されており、これから随時、作業が実施される見込みとなっている。パチンコでは「CRFモーレツ宇宙海賊」など5機種が導入されたが、最多の「宇宙海賊」でも1店舗あたり10台前後の導入規模にとどまり、他機種は数台ずつと、きわめて小規模な導入となった。また客付きもほとんどの新機種がパッとせず、「宇宙海賊」でも84.4%どまりである。新機種導入の影響を受け、6月初旬導入「パチンコCR化物語」の客付き率が3週目にして41.9%に急落。同機の市場への供給規模は需要を上まわっていたようである。主要機種の設置台数と客付き率の推移掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2014 Vision Search Inc. All Rights Reserved.