ブックタイトル20130621-0617デジタル保存版

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20130621-0617デジタル保存版

●編集部ウォッチ/習志野『マルハン』●マンスリーレポート2013年5月期~関西編●業界ニュース/神奈川県遊協●エリアレポート/兵庫県宍粟市※居抜き物件によって、ローコストでの出店となった『俺のパチンコ』。改装を最低限に抑えたと思われる▼ある設備メーカー社長。低貸営業のパチンコ店が将来的に4円に戻るということはないのだろうか、とため息交じりに言う。店が儲からないので設備投資もなくなった。入替えも半分以下で、工事の受注も激減。給与も遅配し、いよいよ切羽詰ってきた、と▼パチンコ店はこれまで何度も規制の強化や規則改正に対応し、営業方法を改善し続けてきた。低貸営業もそうした工夫の中で生まれたもので、その意味では遊技機メーカーも、行政も、設備業者も、何も助けてくれなかった。風適法という法的縛り、所轄ごとに異なる行政指導、遊技機メーカーの横暴で身勝手な販売姿勢、移り気なお客、そしてパチンコ店同士の壮絶なお客の奪い合いの中で▼おカネが出ていく提案はあっても入ってくる提案は皆無。入金はじりじりと細められ、出ていく蛇口は目いっぱい開けられる。「今に始まったことではないが、ホールの周りにいる業界人たちがみな口を開けて私を待っているように見える」と、あるホールオーナー。店のお客以外におカネが入ってくるところはない。なのにお客を大切にする仕事はホールだけに丸投げされている、と。一生懸命働いて、得られた収益は等分に分配される。「小作農の構図は今も変わらない」と(桜vs-mail@vsearch.co.jp)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.