ブックタイトル20130621-0617デジタル保存版

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概要

20130621-0617デジタル保存版

▼老舗『フレンド』、圧倒的シェアを得る客数でも店舗稼働率でも、競合他店を引き離して断トツのトップとなっていたのは、八丁堀交差点角の福屋百貨店裏にある地元老舗ホールの『フレンド』であった。店舗稼働率は76.6%。4円パチンコでは調査店舗全体の52.2%、20円パチスロでは51.4%と、過半数以上を独占。地元プレイヤーからの絶対的な信頼を得ていることがうかがえる。同店における遊技機の機種構成は、「海物語」シリーズと「ジャグラー」シリーズを重視したいたってスタンダードでクラシカルと言えるものである。4円パチンコの「海物語」シリーズでは、「CR大海物語2MTE」43台を核として、37台のデジ羽根タイプを加えて計108台のコーナーを形成。「ジャグラー」シリーズは、「ニューアイムジャグラー▼広島市中区本通主要店舗の稼働状況EX」27台など計50台を揃えている。新台導入を最低限に抑えて、「海物語」と「ジャグラー」による還元と集客を営業の軸とする姿勢を読み取ることができる。次いで店舗稼働率が高かったのが、東急ハンズの地下1階にある『ダイナム信頼の森八丁堀店』であった。都心部に立地する『信頼の森』ブランドの店舗はめずらしい。パチスロを設置せず、4円パチンコを設置すると言う、ややイレギュラーなかたちではあったが、全席禁煙や低貸玉主体の営業形態は支持を集めているようである。事前の準備段階で注目していたのが、昨年12月に『センチュリー本通り』から屋号を変更してグランドオープンしたばかりの『ZORRO本通り』であった。だが、4月に実施したリニューアルでは1階、2階の2階層のうち2階を閉鎖。店舗稼働率は17.0%と低調であった。同店のホームページの更新が滞りがちとなっているだけでなく、運営する宏和グループの企業ホームページも閲覧できなくなっている。広島県内を中心に20店舗以上を展開する大きなホール企業だけに、今後の動向が気にかかる。(坂)※リニューアルオープンを大々的に告知する『ZORRO本通り』の看板掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.