ブックタイトル20130621-0617デジタル保存版

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概要

20130621-0617デジタル保存版

(c)NISHIJIN&SOPHIA■リサーチ店の状況●大阪府内に立地する郊外型併設店。パチンコの設置台数は約460台。交換率は28個(約3.6円)交換。●リサーチ対象機種は、導入9日目で5台の設置。リサーチ対象とした3台における入れ替わりは1人のみ。リサーチ終了時点でのパチンコ全体の客付き率は48.0%。▼新枠「威吹」の盤面全体から、豪華さが漂っていた。また、PUSHボタンに搭載された業界初のフリック機能については、「こする」演出が新しいと感じた。またハンドルは、前作ではいびつな形状をしていて手に馴染まなかった印象があったが、新枠では指の間に3つのストッパーが挟まる形に改善されていた。▼スペックは、大当り確率319.69分の1と王道のミドルタイプであり、潜伏確変や小当りのない、シンプルさを強調したものだ。ただ、ヘソの出玉無確変の割合が37%もあるという数値は、シンプル路線を貫く本機の主旨にはそぐわない。個人的には、2008年発売の「CR花満開MT」のように、約270分の1と初当りが軽く、さらに18%と2R確変の割合も低いスペックの方が今の市場では差別化が図れたのではないかと思った。▼通常時の演出は、前作の精霊などによるおしゃべりといった、間をつなぐだけの演出がなくなって、連続予告と先読み演出がメインとなっていた。また、前作では、期待薄なスーパーリーチを延々と見せられていた印象だったが、本機ではリーチバランスを改善したのか、スーパーリーチの発生頻度は下がっていると感じた。ただし、上述の連続予告・先読み予告にガセが多く、それはそれで煩わしい。▼20年目という「花満開」も、連年の新作発売ごとにそのブランド力は低下している。だがそれでも、女性や中高年層からの一定数の支持は健在であり、少台数であれば導入も一考の余地がある。(西)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.