ブックタイトル20130621-0617デジタル保存版

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概要

20130621-0617デジタル保存版

リカバリーサポート・ネットワーク(RSN)は5月下旬、2012年4月から2013年3月まで1年間の電話相談事業の活動成果をまとめ分析を加えた「2012年度ぱちんこ依存問題電話相談事業報告書」を発刊した。RSNでは毎年度、電話相談のデータベースをもとに、相談事業の概要をまとめた報告書を作成しており、関係機関や必要とする医療機関、研究機関などに頒布している。また、海外の医療機関や研究機関に日本の「ぱちんこ依存」の実態を伝えるため、英語版の準備もすすめている。報告書の巻頭でRSN代表の西村直之氏が、電話相談事業の特徴と活動の目的を簡潔にまとめる。「私たちの電話相談利用者の83%(2012年度)は、ぱちんこの問題があるユーザー自身です。さらに、相談者のほとんどは遊技を継続している状態で相談につながってこられます。今まさに問題を抱えているという即時性と、本人比率の高さが、RSN電話相談事業報告書の特色です。どのような人が、どのような問題を今抱えながら遊技し、生活しているのかが把握できれば、支援のあり方をより現実的で具体的なものとすることが可能となります。私たちが集積した知見が、問題を抱える方々の回復支援に役立つことを願ってRSNは活動を続けています。」本稿では、報告書のごく一部を抜粋し、RSNの電話相談事業の一端を紹介する(本稿の掲載表はすべて報告書のデータより作成したもの)。「2012年度ぱちんこ依存問題電話相談事業報告書」「事業報告書の2012年度版」ダウンロードhttp://rsn-sakura.jp/flop/new/report-download/掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.