ブックタイトル20130531-0527デジタル保存版

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概要

20130531-0527デジタル保存版

本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋なんば店(『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計8店舗。毎週金曜日15時時点で調査し集計している。【客付き状況】今回の調査日5月24日を給料の支払日としていた企業もあったことから、全体の客付き状況は前回5月17日より2.0ポイントアップの56.2%と、やや改善している。とはいえ種別で見ると、パチンコが前回より2.7ポイントアップの57.7%、パチスロが0.8ポイントのみアップの53.2%と、「牙狼FINAL」稼働開始規模は1列~1BOX改善したのはパチンコに偏っていた。▼パチンコパチンコの稼働率改善にもっとも大きく貢献していた機種が、今回より稼働を開始した「CR牙狼FINAL」である。同機は、パチンコを設置するすべての調査店に導入された。各店舗の導入規模は、『マルハン』の両店舗と『アロー』の両店舗、そして『123』で1ボックス、そのほかの店舗で1列程度であった。話題機だけあって、初週はほぼ満席からのスタートとなっているが、正念場となるのは、もう間もなくに迫った同じくマックスタイプの「ぱちんこクロユリ団地」が導入されてから。「牙狼FINAL」の“旬”の期間が、先行した「CRF機動戦士ガンダム」と同じように数週間しかないような事態となれば、その貢献度は、“旬”の期間にゴールデンウィークを含んでいた「ガンダム」以下の実績しか残し得ない事態となってしまう。▼パチスロ客付き率7割前後と、比較的好調を維持しているAT/ART機は、新機種を除けば「パチスロ創聖のアクエリオンⅡ」、「バジリスク~甲賀忍法帖~Ⅱ」、「鬼浜爆走紅蓮隊友情挽歌編」の3機種のみ。「ジャグラー」シリーズ以外に主力機は存在していないと言っても過言ではない状況だ。ユーザーはともかく、ホールが“救世主”として期待するのは、6月初めにトップ導入される「北斗の拳転生の章」である。27日より、地下のパチスロフロアだけでなく全館でリニューアル工事のための一時休業に入った『マルハンなんば本館』のオープン日を、「北斗」の解禁日に合わせてくる可能性は高い。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.