ブックタイトル20130531-0527デジタル保存版

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概要

20130531-0527デジタル保存版

▼大型化を競う美濃のホール多治見市や可児市、各務原市といった美濃地方のパチンコホールは全国的に見て、店舗の大型化に踏み出す時期が2000年代前半と早かった。この地方で大型化をすすめた主なプレイヤーは、『ZENT』、『KEIZ』、『コンコルド』、『BIGMAX』、『ラッキープラザ』といった各ホールである。総設置台数624台だった中型店『VEGASTAJIMI』を、総設置台数1050台へと大型化させたベガスグループのこのリニューアルが、もし大型化だけであれば“周回遅れ”という印象はまぬがれなかったであろう。先行する大型店のなかに埋没させることなく印象づけるという意味でも、店舗正面の全面にソーラーパネルを設置するというアイディアは秀逸であったと言える。▼パチスロにも各台計数機を設置~訴求ポイントはどこか?『VEGAS』では、パチンコ、パチスロの全台に、各台計数機を設置した。出玉感よりも接客重視の姿勢を打ち出したことになる。だがこの地方のホール企業には、『ZENT』をはじめ接客面でもトップクラスのホールが揃っており、棲み分けをはかったことにはならないだろう。オープン3週間目の時点で『VEGAS』は、4円パチンコで『KEIZ』に、20円パチスロで『ZENT』に、稼働率と客数でリードを許してしまっていた。『VEGAS』の訴求ポイントは、出玉なのか、接客なのか、それともまた別の要素なのか。『ZENT』とも『KEIZ』とも互角に戦えるだけの舞台は整った。『VEGAS』は武器に、何を選ぶのか。(坂)『KEIZ多治見店』『ZENT多治見店』掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.