ブックタイトル20130531-0527デジタル保存版

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概要

20130531-0527デジタル保存版

※『楽園池袋店』▼1000人超を集客する『楽園』池袋駅東口エリアのパチンコホールの勢力図は、2011年11月に総設置台数約1500台の『楽園池袋店』が進出し、劇的に変わった。今回の稼働調査で『楽園』は1074人を集客しており、次位の『マルハン池袋店』をダブルスコアで上まわっている。『楽園』の店舗稼働率70.4%を超えていたのは、1円パチンコ専門の『やすだ東池袋8号店』のみだった。全体で見ると、池袋駅東口エリアの特徴は、20円パチスロの設置台数が4円パチンコより多いことだろう。パチスロ専門店の数も5店舗と多い。『ジャパンニューアルファ』の種別の構成でも、20円パチスロがもっとも多くなっているものの、稼働率29.6%と、はかばかしくない。▼各フロア床面積の狭さがネックか『ジャパンニューアルファ』は、交差点角地の5階建てビルの1階から4階をホールに充てていた。ただ、1フロアあたりの床面積の狭さが、同店のネックとなっているようだ。フロア構成は、1階・4円パチンコ139台、2階・4円パチンコ106台+1円パチンコ60台、3階・20円パチスロ149台、4階・20円パチスロ125台+5円パチスロ38台である。『楽園』や『マルハン』といった大型店が高い稼働率を示していることから、限られたスペースでもできるだけ多くの遊技台を詰め込もうとしたのだろう。店内ではやや窮屈な印象を受ける。また遊技台を、長方形のフロアの長い辺と平行に並べたため、各コースが長くなり、パチンコでは全台に各台計数機を設置しているとはいえ、移動しづらい。また同店が入居したビルは全フロアの壁面がガラス張りとなっているのだが、そのすべてにスクリーンが掛けられており、せっかくの外光を遮っていた。※※※一昨年前、『楽園』ではオープンから最初の数カ月間、空席が目だっていた。だが現在では、平日昼間の稼働率でも7割という優良店となっている。池袋のファンが、『ジャパンニューアルファ』に対しても、神奈川のホールだからという警戒心を解いて冷静に評価するようになるには、数カ月の期間が必要なのかもしれない。(士)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.