ブックタイトル20130531-0527デジタル保存版

ページ
24/70

このページは 20130531-0527デジタル保存版 の電子ブックに掲載されている24ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

20130531-0527デジタル保存版

■リサーチ店の状況●大阪府内に立地する郊外型の併設店。パチスロの設置台数は約320台。交換率は5.6枚(約17.9円)交換。●リサーチ対象機種は、導入からおよそ1週間が経過しており、6台での設置。リサーチ対象とした3台における入れ替わりは1人のみ。リサーチ終了時点でのパチスロ全体の客付き率は51.5%。▼ゲームシステムでの本機最大の特徴は、ARTの初期ゲーム数が決まっていないという点だろう。ARTに当選すると「鬼狩RUSH」という、「赤7」揃い1ゲーム連ゾーンに突入する。リサーチ中の「鬼狩RUSH」発生回数は9回。初期ゲーム数の最大値は760ゲーム。平均値では約121ゲームとなった。ただし、最低保証ゲーム数の60ゲームに数回加わっただけというARTも5回、発生している。▼演出は、7種類のステージに8種類のバトルモードと、豊富に用意されている。通常時は、ゲーム数解除ゾーン「剛毅襲来ゾーン」と自力バトルゾーン「鬼神界戦」待ちとなる。「鬼神界戦」では、先行する「パチスロ戦国嵐覚醒の章」の「武将決闘」と同様に、「リプレイ」以外を引く自力勝負となる。「ボーナス」につながる演出ともなっており、本機演出の見せ場となっていた。演出では本機のコンセプトとなっている“RPG感”を十分に味わうことができた。▼同じ週に導入開始となった「パチスロ創聖のアクエリオンⅡ」と比べて本機の導入規模は小さく、「アクエリオンⅡ」の陰に隠れてしまった印象を受ける。また本機のコーナーには、その挙動から判断するに新台を好んで打つようなヘビーユーザー層と思われる客層しか見かけず、「天野喜孝デザインのオリジナルキャラクター」という点が特に訴求効果をもっていたとは感じられなかった。スペックの初当りがそこまで軽いというわけでもない。当然ながら、出玉スピードは高純増AT機と比べると遅くなる。以上を踏まえると、本機による中長期稼働は考えにくい。(西)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.