ブックタイトル20130510-0507デジタル保存版

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概要

20130510-0507デジタル保存版

※出典:『ニラク郡山駅前店』ホームページ(P‐WORLD)ニラクグループは4月1日、株式交換による持株会社「株式会社ニラク・グローバル・コミュニティ・ホールディングス」の設立を発表している。同じパチンコチェーンストア協会(PCSA)に加盟しているピーアークやダイナムが持株会社を設立しているから、ニラクのこの動きも、ダイナムと同様に香港での株式上場を意識した準備であるとも考えられる。▼『ニラク』とほぼ互角の『つばめ』、低貸し専門店として存在感ある『ダイナム』調査日における『ニラク郡山駅前店』の瞬間稼働率は43.5%で、同じく駅前アーケード商店街に立地する『ガイア郡山駅前店』を圧倒。リニューアルが功を奏した格好だ。郡山市内におけるガイアの系列店は、『ガイア郡山駅前店』の店舗稼働率が7.6%、『ガイア大町店』が10.7%と、支持を得ているとは言い難い状況にある。ニラクの系列店では、『ニラク美術館通り店』、『ニラク郡山図景店』が、4円パチンコでも5割前後の稼働率を獲得しており、福島県を“地盤”としていることがあらためて証明された。同じく福島のパチンコホールチェーンとして、ニラクとほぼ同等の支持を集めているのが、つばめグループ(中原商事)である。郡山市内の『ビックつばめ郡山店』の店舗稼働率は、設置台数840台の大型店であるにもかかわらず47.9%と高く、『ニラク』各店と互角の数字をはじき出している。今回、稼働調査の対象とした9店舗中、店舗稼働率がもっとも高かったのが、『ダイナム郡山東店ゆったり館』である。同店は『ビックつばめ郡山店』に数百メートルの距離で近接して立地しており、低貸し中心の前者と通常貸し中心の後者がうまく棲み分けし補完しあっているという印象を受けた。原発事故の影響が社会に暗い影を落とす福島だからこそ、根強いバッシングを受けつつも、大衆娯楽としてのパチンコは必要とされているとも言える。福島を代表するホール企業であるニラクの動きには注目しておきたい。(宏)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.