ブックタイトル20130510-0507デジタル保存版

ページ
43/56

このページは 20130510-0507デジタル保存版 の電子ブックに掲載されている43ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

20130510-0507デジタル保存版

●寄稿/アイエムジェイ・佐藤拓哉代表●試打リサーチ/「パチスロ戦国無双2」※郡山駅前のアーケード商店街内に立地する『ニラク郡山駅前店』。調査日当日は“ニューコンセプト”を打ち出したリニューアルオープンから4日目であった▼東南アジアの国で、ゲーム場の準備をしているホール社長。事業計画書作成を依頼されて、周辺の環境や競合店などを調べ、ゲームマシンを選定した。カジノライセンスではなくあくまでゲーム場だが、マシンであればバカラもルーレットも疑似カジノとして運営できる。今年末にグランドオープンする好立地のシティホテルに出店するので集客は見込める、と▼入手した競合ゲーム場の来店客数や売上額から設置マシンごとの売上、粗利を推計し収支計画を作っていくと、営業面積が小さいのでどうしても採算が合わない。お客に払い出す率をもう少し減らさないと初期投資が回収できない、とデータを集める現地スタッフに伝えると、それは払い出し後の金額、と言われる▼つまり、売上額と思っていた数値は粗利額だった。海外のカジノやゲーム場の売上額は通常粗利を指す。ただ、粗利と考えるには余りに大きいので売上額と勝手に判断していた。計画を作り直すと信じられない収益になる。ホテルに支払う高額な賃料やその他グレーな支払いも想定する。それでも儲かる。「でしょ。だから日本でやるよりアジア」と社長。問題は日本への送金。「将来を考えれば円よりドル建てで資産を持っていた方が得だ」と(桜vs-mail@vsearch.co.jp)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.