ブックタイトル20130510-0507デジタル保存版

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概要

20130510-0507デジタル保存版

本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋なんば店(『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計8店舗。毎週金曜日15時時点で調査し集計している。【客付き状況】今回の調査日5月3日は、ゴールデンウィークの後半、4連休初日の祝日である。千日前市場では、盆、正月といったこれまでの書入れ時と同じく大いに賑わっており、全体稼働では76.3%を記録した。調査対象店舗でもっとも高い稼働率となったのが、『マルハンなんば新館』の93.8%。次に『アロー浪速店』の91.1%であり、この両店では、空席を見つけられず店内を徘徊する客や立ち見客も多く、店内は熱気に満ち満ちていた。『123難波店』の主力機をまとめて設置した1階正面や『スロットシアター四海樓』3階のペアシートコーナーもほぼ満席、大東洋『CLUB‐D』でも稼働率が78.0%となるなど、いつもとは違う高揚感に支配されていた。▼パチンコパチスロの主力機種に市場全体で満席となっていた機種はなかったが、パチンコでは主役の「CRF機動戦士ガンダム」をはじめ、「ぱちんこウルトラマンタロウ暗黒の逆襲」、「ぱちんこCR北斗の拳5覇者」の客付き率が9割を超えてほぼ満席となっていた。「CR大海物語2」、1円パチンココーナーでも客付き率が8割台に達した。意外に感じたのが、「ぱちんこAKB48」の客付き率が64.5%にとどまり空席が目だっていたこと。京楽の次機種「ぱちんこクロユリ団地」の導入日が約4週間後に迫っていることが影響していたものと思われる。▼パチスロまとまって導入されている主力機種では、「ジャグラーガールズ」の客付き率が89.2%でもっとも高くなっていた。「ニューアイムジャグラーEX」の客付き率も80.2%と高い。AT/ARTタイプでは、「アントニオ猪木が伝説にするパチスロ機」の客付き率が85.9%と新機種効果を発揮。定番機種として不動の地位を確立している「バジリスク~甲賀忍法帖~Ⅱ」が客付き率81.2%と、今年の登場機種を凌ぐ賑わいを取り戻していた。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.