ブックタイトル20130510-0507デジタル保存版

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概要

20130510-0507デジタル保存版

新機種談●パチンコ編企画本稿は、これから設置が予定されている新機種について、本紙の担当編集者と月刊業界誌の担当編集者が自由に個人的な見解を述べた対談の記録である。パチスロについては次ページに掲載する。▼GW中の「ガンダム」絶好調~「ヱヴァ8」もマックスタイプで登場か本紙編集担当A(以下「A」):ゴールデンウィーク中、「CRF機動戦士ガンダム」がほぼ満席となっていたホールが多いようです。業界誌編集担当B(以下「B」):ここ数年、鳴かず飛ばずの状態がつづいていたSANKYOでしたが、ようやく一息つくことができたという感触を得ているでしょう。大量のプロモーションも、ST150回というスペックも、結果は「吉」と出ました。スペックについては、20日導入開始の「CR牙狼FINAL」より1カ月ほど早く出せたことが良かったですね。A:「牙狼」導入後に「ガンダム」の稼働は大きく減少することも想定されますが、それでも当初の期待が大き過ぎなかっただけに、期待された役割は果たしきったと評価されてしかるべきでしょうね。B:「ガンダム」は“甘い”からホールは回せないんだという“評価”がネットを介してユーザーの間で流れていて、ホールで回らなくても仕方ないんだとしてしまう傾向があったようです。A:「仕事人」など京楽のミドルタイプにあったのと同じ“評判”ですね。このような“評判”が流れてくれれば、ホールとしても使いやすい。B:ホールで好調な「北斗覇者」を加えると、パチンコの主役がいつの間にかマックスタイプばかりとなってしまいました。気になるのは、次の「ヱヴァ」シリーズである「CRヱヴァンゲリヲン8」のスペックです。ここ最近はミドルタイプで発売されていた「ヱヴァ」シリーズでしたが、次はマックスタイプとなる可能性はあります。A:「ヱヴァ」シリーズは、3作目までは各シリーズ機とも4スペックが同時に発売されていて、ミドルタイプ1スペックとなったのは4作目からです。ミドルタイプにこだわっているというわけでもないでしょうから、マックスタイプしか今は大量導入されないと判断される可能性は十分にありますよ。B:個人的には、パチンココーナーのレイアウトがマックスタイプばかりとなっているので、ライトミドルなど当りやすいスペックで出してほしいですね。▼マックス疲れで「海物語」への回帰も?A:上野ムラ(東上野にあるメーカーショールームや販社の集まる一画)を歩いていて、看板やポスターでもっとも目だっていたのが、「「沖海3」5月15日発表」というものでした。(次点はマルホン「CR大シャカRUSH7」です。)B:「沖海3」は正統派の“本命タイトル”ということもあり、さすがにミドルタイプでしょう。「冬ソナFinal」を見ても明らかなように、他メーカーが主力機をミドルタイプで出しにくくなっており、ミドルタイプとはすなわち「海物語」を指すことになりそうです。A:パチスロファンが結局「ジャグラー」へと回帰したように、パチンコでも、マックスタイプに疲弊したファンがふたたび「海物語」を志向する展開が想定されます。ここで「沖海3」のメインスペックをライトミドルで出す英断を三洋が下したら、評価を高めるのではないでしょうか。パチスロでの“AT疲れ”と相似形で、マックスタイプへの一極集中は、パチンコファンをもさらに疲弊させるという結果しか生み出さないでしょう。※※※A:注目しているタイトルを挙げて締めくくりましょう。B:コンテンツが豪華な「火曜サスペンス」と、パチンコの“伝統”とは何かを問う実験場となっている「花満開極上」です。A:西陣の機種開発の軌跡は、実に興味ぶかいですね。私は一撃5000発というスペックも用意された「餃子の王将2」です。前作では1000円で数回も回せなかったホールが多かったのですが、今作では回ってほしいですね。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2011けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.