ブックタイトル20130329-0325デジタル保存版

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20130329-0325デジタル保存版

掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved. 本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。 調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋なんば店(『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計8店舗。毎週金曜日15時時点で調査を行い集計している。【客付き状況】 今回の調査日は、給料日直前の3月22日。市場の全体稼働は、本年に入ってから最低値となる53.0%にまで悪化した。「ゾロ目の日」ではあったが、すでに集客効果は薄れてしまっているようだ。 ただ、『スロットシアター四海樓』3階に設置されているペアシートコーナーは81.0%の高い稼働率を示しており、これはイベント規制の強化徹底前に実施されていた「夫婦(22)の日」イベントの名残であると思われる。▼パチスロ 3月の新機種ではもっとも注目を集めるロデオ「新鬼武者 再臨」が導入された。調査店舗中で最多の導入台数となったのは、37台を導入した『123難波店』であった。千日前において『123』が競合他店よりも多くの新機種を導入したのはめずらしい。『123』に次いで多かったのが、32台導入の『アロー浪速店』。市場全体での導入規模は、「バイオハザード5」や「EVANGELION」と同程度である。 3週目「EVANGELION」の客付き率は、千日前市場でも5割にまで低下。「スロットシアター四海樓」では早くも設置台の一部を撤去した。 『アローナンバHIPS』では、本年1月導入の「ミリオンゴッド 神々の系譜 ZEUSver.」18台を撤去した一方で、2011年7月の「ミリオンゴッド 神々の系譜」10台を導入している。数週と新機種効果の持続しない新機種が多くなっているパチスロAT/ART機の実態を象徴するような入替であると言うことができるだろう。▼パチンコ 3月の「ぱちんこ冬のソナタFinal」と「CR GⅠ DREAM 最強馬決定戦」、そして4月の「CRF機動戦士ガンダム」への機械代の集中投下があるため、今回導入の機種でも、導入台数は最小限の規模に抑えられている。