ブックタイトル20130111-0107デジタル保存版

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概要

20130111-0107デジタル保存版

●エリアレポート 東日本大震災の直後から、パチンコホールへのバッシングが、ネットに書き込まれた。バッシングは内容により、次の3つのカテゴリーに大別することができる。まず特に夏場、ホールが非常に大きな電力量を消費しているというもの。これは、ホールの節電への取り組みが後手にまわり、そのアピールが十分ではなかったためである。次に、イベントなどの広告宣伝で不適切な文言を一部のホールが使用しているというもの。最後に、被災地のホールが賑わっていて、被災者が失業保険や寄付金、見舞金をパチンコで“浪費”しているというものだ。この最後の批判には、被災者はホールにおける遊技によって傷ついた心を癒しているという擁護論も現れた。 被災地のパチンコホールに関する書き込みや報道でよく取り上げられたのが、宮城県内では仙台都市圏に次ぐ規模を誇っていた石巻都市圏(石巻市および隣接する東松島市など)のホールであった。本紙でもこれまでに2011年9月15日付と2012年3月12日付の2回にわたってレポートしており、「活況を呈す」「特需に沸く」と描写した。 今回、約8カ月ぶりに訪れた石巻は、もはや「活況を呈」しても、「特需に沸」いてもいなかった。全国にあるほかの多くのエリアと同様に、商圏内で比較的、店舗稼働率の高い店舗と低い店舗が存在していただけとなっていた。▼二極化の進行 ~低貸玉主体店は一物一価徹底でレート変更 石巻のシンボル施設となっていたものの、震災後およそ1年8カ月にわたって休館していた『石ノ森萬画館』が2012年11月17日、営業を再開している。今回の稼働調査は、同館再開直後の同月22日に実施されている。宮城県石巻市~東松島市■パチンコ&パチスロ集客構成比掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.