ブックタイトル20130111-0107デジタル保存版

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20130111-0107デジタル保存版

掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.編集部: 新設のコースではまず、「開発系」初の2年制として開講する「PS総合開発コース」からご説明をお願いします。松田氏: これまで「開発系」は、「プランニングコース」、「映像プランニングコース」、「プログラミングコース」の3つに分かれていました。ですが、ひとつのコースを受講している生徒のなかに、ほかの方面のスキルも身に付けたいと考える生徒もいらっしゃいました。そこで、1年目に「プランニング」「映像」「プログラミング」の基礎をある程度学んで自分の適性を見極めたうえで、2年目に実戦的・専門的に深く学べるようにと、「PS総合開発コース」を設計しました。▼編集者やライターを目指す「ライターコース」を新設編集部: 次に「ライターコース」についてお願いします。松田氏: メーカーの宣伝や広報の担当者を目指す方のためにはこれまで、「営業系」の「PSメディアビジネスコース」がありました。ところが受講生のなかからライターを目指したいという声が多くあがり、また自主的にパチンコ関連の冊子などを制作する生徒もいらっしゃいました。 ライターを養成するというニーズに応えられるようにと『必勝ガイド』を制作するガイドワークスに全面的に協力していただいてつくった半年制のカリキュラムが、「ライターコース」です。 このコースについては予想以上に問い合わせが多く、現時点ではすでに予定している30名の定員にほぼ達しています。八百屋コカツ氏、木村魚拓氏など、著名なライターによる講義のほかに、雑誌編集者による講義があります。就職先としては、出版社あるいはフリーのライターとなります。▼求人の増加に応える就職サポート編集部: 卒業生の就職状況はいかがでしょうか。松田氏: 当スクール卒業生の就職率は60%ほどで、一般的な大学生の就職率よりすこし高いくらいです。メーカーに就職する人もいますが、最近では映像やプログラムなどの制作を専門に行う制作会社からの求人が増えてきました。制作会社では人手が足りないようです。 また、当スクール卒業生の活躍が認められてきたことも、求人が増えた理由だと思います。2年制のコースをつくった背景には、映像系の人材を紹介してほしいという制作会社からの要望もありました。メーカーでも、営業職よりも開発職が求められています。 ホールを就職先とした卒業生は、「営業マン・ストアマネージャーコース」あるいは「総合エンタテインメントコース」で業界知識や店舗運営スキルなどを学んだ方が多くなっています。編集部: どのような人材を育てたいとお考えですか。松田氏: 入学する方の素質としてまず、「パチンコ・パチスロが好きである」ということがあります。その気持ちを出発点として、卒業して就職後に制作側やホール運営側に立場を変えたとしても、自分がコアユーザーであった時の視点を忘れないで持ちつづけてほしいと願っています。 また業界が抱える課題として、遊技人口の減少があります。遊技人口を底上げするためには、コアユーザーだけを対象とするのではなく、ノンユーザーやライトユーザーも対象として引き込んでいくような仕掛けと、それを構築できる幅広い視野が求められています。そのような視野を備えるお手伝いができればと思います。編集部: ありがとうございました。講義風景