ブックタイトル20130111-0107デジタル保存版

概要

20130111-0107デジタル保存版

●エリアレポート　記者の住む京都の、８月の行事に「五山送り火（ござんのおくりび）」というものがあるが、実に地味な行事である。山肌に「大」や「妙・法」という形に薪を置き、盆期間この世に来ていた死者の霊を毎年１６日に、あの世へと送りかえすためのかがり火である。京都市内に夏の花火大会は無く、祇園祭は７月中に終えているため、８月中はこの送り火と町内の地蔵盆だげが、行事らしい行事だ。　一昨年の夏、岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」で津波被害を受けて倒れた松を薪にして送り火で燃やすという計画があった。陸前高田の人たちは倒木で薪をつくり、その一本一本に、鎮魂や復興の想いを書き入れ、京都に送った。だが京都の一部の人たちが、薪に放射性物質など含まれていないことが検査で明らかになっているにもかかわらず反対し計画は中止となり、薪を陸前高田に送り返してしまった。この顛末をニュースで聞き、京都に住んでいることを初めて恥ずかしく思った。岩手県　陸前高田市～大船渡市■パチンコ＆パチスロ設置台数構成比■パチンコ＆パチスロ集客構成比※仙台空港に飾られていたメッセージ掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2013 Vision Search Inc. All Rights Reserved.