ブックタイトル20121214-1210デジタル保存版

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概要

20121214-1210デジタル保存版

本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋なんば店(元『大東洋千日前店』、『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『123難波店』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計8店舗。毎週金曜日15時時点で調査を行い、集計している。【客付き状況】屋号を『大東洋千日前店』から変更して『大東洋なんば店』が12月3日にグランドオープン。同店オープン後初の稼働調査となり、また話題機の「CR花の慶次~漢」および「秘宝伝太陽を求める者達」のトップ週となった同月7日の全体稼働は、前回11月30日より0.7ポイント減少の59.0「秘宝伝」トップ週、千日前でも暗雲たちこめる%となっており、むしろ低下した。種別では、パチンコが前回より2.4ポイント減少の60.2%、パチスロが2.2ポイント増加の57.2%となっており、新台による全体稼働への底上げが限定的であったことが明らかとなっている。リニューアル後の『大東洋なんば店』と『CLUB‐D』では、パチンコを19台、パチスロを51台、減台することにより、ゆったりとした遊技環境を実現させている。『大東洋なんば店』の店舗稼働率は90.2%、『CLUB‐D』では83.3%。同店の交換率は、パチンコ30個、パチスロ5.6枚。【入替状況】調査店舗中では「慶次~漢」、「秘宝伝」ともに『アロー浪速店』が最大規模で導入。『アローナンバHIPS』がつづいた。各導入台数は、『アロー浪速店』が「慶次~漢」96台、「秘宝伝」96台、『アローナンバHIPS』が「慶次~漢」68台、「秘宝伝」80台である。設置規模の第3位は、「慶次~漢」が『大東洋なんば店』48台、「秘宝伝」が『CLUB‐D』69台であった。▼パチスロ「秘宝伝太陽を求める者達」がトップ週だけで計405台導入された。最多の設置機種となっており、パチスロ全体の13.9%を占めている。その客付き率は、74.6%。4分の1以上が空席となるという厳しい船出となっており、千日前地区でも年末年始商戦の稼働状況に、すでに暗雲がたちこめている。他の新台の多くが「秘宝伝」より高い客付き率となっていた。まとまった台数のART機では「戦国パチスロ花の慶次天に愛されし漢」が客付き率85.1%と好調だ。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.