ブックタイトル20121214-1210デジタル保存版

概要

20121214-1210デジタル保存版

▼「開店荒らし」排除し「地域密着」をアピール調査時における『テンガイ周南店』の店舗稼働率は８２.４％と、グランドオープンからまだ４日目としては、やや空席の目だつ結果となっていた。店内の至るところに「プロ及びグループ打ち入店・遊技お断り」の立て看板が設置されており、いわゆる「開店荒し」の排除に努める姿勢をアピールしていた。これは、同社ホームページで強調し、店内でも通路にプリントされていた「地域に密着した営業それが私達の原動力。」というコピーが表す姿勢の裏返しなのであろうが、ウェルカムな雰囲気まで損なってしまっては逆効果であると思われた。外装は、赤白２色による縦のストライプ。内装は、白を基調とし、アクセントに赤を配色していた。赤の玉箱を使用していたため、コース内の箱積みが強調される効果を挙げていた。また、無数のダウンライト（天井埋め込み式の照明）により開放感を演出していた。機種構成では、「ぱちんこＡＫＢ４８」と「ぱちんこ必殺仕事人桜花乱舞」の京楽機がそれぞれ１ボックス４４台で最多の導入台数となっており、それらを入口すぐに配置することにより、入店時の“繁盛感”を演出していた。ほかの主力機のほとんどは半列１１台の設置にとどめられている。稼働状況では、４円パチンコで空席が無かったのが前述の京楽機２機種と「ＣＲ大海物語２」、「ＣＲデラックス海物語」の「海物語」シリーズである。パチンコでは、「ＣＲアントニオ猪木という名のパチンコ機やれるのか、本当にお前」や「ぱちんこウルトラマンタロウ戦え！！ウルトラ６兄弟」、パチスロでは「パチスロキン肉マンキン肉星王位争奪編」、「押忍！番長２」といった“旬”が過ぎ去った機種では、空席が目だってしまっていた。『ＲＩＴＺ』の店舗稼働率は５４.２％と、新店『テンガイ』に負けていない。しかも低貸玉に偏っておらず、４円パチンコや２０円パチスロの優良顧客の囲い込みに成功しているようである。『マルハン』の店舗稼働率は３８.３％と、大きく水をあけられていた。（坂）掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.