ブックタイトル20121214-1210デジタル保存版

ページ
37/72

このページは 20121214-1210デジタル保存版 の電子ブックに掲載されている37ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

20121214-1210デジタル保存版

■リサーチ店の状況●大阪市内に立地する繁華街型の併設店舗。パチスロの設置台数は約250台。交換率は5.6枚(約17.9円)交換。●リサーチ対象機種は、導入11日目で11台の設置。リサーチ対象とした3台における入れ替わりは4人。リサーチ終了時点でのパチスロ全体の客付き率は71.8%。■総評▼13時の店舗到着時には満席という状況だったが、リサーチ中に何度か10分以上空席のまま放置されるケースがあった。特にAT終了後、天国モードの天井である128ゲーム前後で止めていくケースが多く見られた。▼通常時の演出は非常に単調。リサーチ台で発生した9回の初当り中、自力解除ゾーン「麻雀チャレンジ」経由での大当りは1回のみと、ゲーム数解除による大当りが中心となっていた。そのため、レア小役成立後はただ演出が賑やかになるだけであり、通常時は解除ゲーム数に到達するまでただ回すだけの“作業”という印象が強い。AT中は一転して演出が充実している。自分が選んだキャラクターにより上乗せ「麻雀バトル」における対戦相手の期待度が変わるなど、上乗せ演出のバリエーションも豊富であり、早期の飽きはなさそうだ。また、上乗せ時に発生する「上乗せ?」というセリフの中毒性が高く、また良い。▼AT中の上乗せ契機の多さは同機の特長と言える。レア小役当選時の即乗せ、バトル勝利時の上乗せ、擬似ボーナス中の上乗せ、AT終了時に突入するチャンスのある「パトランランチャンス」など、一度ATに突入すれば何とかなりそうなイメージを持つことができる。擬似ボーナス「麻雀BONUS」は、ATの延長線というより上乗せ特化モードという印象を受け、遊技者のテンションが上がるポイントとなっている。また、上乗せの告知方法が異なる3種類の演出を設けたことも、長くたのしむことのできる要素となっている。加えて、ボーナス中がATの消化ゲーム数にカウントされないため、AT中の純増枚数が実際よりも多く感じられるという効果があった。▼リサーチ終了時の差玉は、3台中1台がプラス。唯一プラス差玉となった1番台では、ATが500ゲーム以上継続し約1600枚を超える出玉を獲得していた。ただ全体的に、初当りの重さが気になった。リサーチ台における平均初当り回数は3回、最大ハマリは725ゲームと、決して甘い機種とは言えない結果となっている。▼リサーチ時におけるAT中の純増枚数は約3.0枚と、メーカー発表値に近似の値となった。AT中には1枚役が稀に出現する程度で、ほぼ毎ゲーム、9枚役が成立するため、出玉増加スピードはかなり速い。このスピードは、今年発表された高純増タイプの機種のなかでもトップクラスに入ると思われる。▼通常時の退屈さ、「リプレイ」発生頻度の高さなど、AT機ゆえのマイナス要素はあるものの、「麻雀物語」というパチスロユーザーに認知度の高いコンテンツという点、純増約3.0枚という高性能ATを搭載している点は、注目に値する。12月話題機の導入時に発生する溢れ客の受け皿としての活躍が期待され、少台数であれば押さえておいて損はない機種であると考える。(西)(c)OLYMPIA●ARTのみでコインを増やすタイプ。上乗せ契機が多彩な“上乗せ多面待ち”スペック。ART中のみに当選する擬似ボーナス「麻雀ボーナス」を搭載する。有効ラインは1ラインのみ。順押し、はさみ押し以外でペナルティが発生。1000円あたりのベースとなるゲーム数は31.5ゲーム。コイン単価は3.4円~3.7円。●搭載モードは、「通常モードA」、「通常モードB」、「天国モード」、「4G連モード」、「超4G連モード」の5種類。「通常モード」の天井が1280ゲーム、「天国モード」の天井が128ゲーム、天井到達でCZ「集中ステージ」に突入する。CZではゲーム数自力解除によるART突入を期待できる。「超4G連モード」は80%で同モードがループする。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.