ブックタイトル20121130-1126デジタル保存版

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20121130-1126デジタル保存版

●名古屋パチンコメーカー“覆面”座談会1No.00339●業界ニュース▼古物売買の要諦は売りではなく仕入れ、と巷間言われる。つまり良いモノを仕入れれば売ることはそれほど難しくない、いかに良いモノを安く仕入れるかがビジネスの肝、と。パチンコ台の中古機もかつてはそうだった。ただ、良い機種だけ購入するのはホールも嫌がるので、外す台はすべて買う。そういう販社も多かった▼購入した台にはもちろん価値のないものもあるが、そういう損を値上りする台の利益で穴埋めできた。「最近は下落幅の方が大きく、競争も激しくなって買いたたかれるので利益が出なくなった」とある販社社長。仕入れよりも売りの強い販社でないと生き残れなくなった、と▼相場全体が下がり基調の時には売りを先行させて仕入れを遅らせればそれだけ利益が出る。「ホールと売買契約した時に30万円した台をできるだけ遅く仕入れて15万円で買えば利幅は大きい。実際の仕入れ値を気にするお店は少ない」と販社社長。つまりカラ売り▼毎年11月は中古価格のピークが来るが、今年はそれほど上がらず下がった機種も多かった、とあるホール社長。店が儲からないので台の売買差益も大事、と。設置するためでなく売るために買うという本末転倒は未整備な株取引のよう。儲けているのは誰か(桜vs-mail@vsearch.co.jp)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.