ブックタイトル20121130-1126デジタル保存版

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概要

20121130-1126デジタル保存版

●エリアレポート~『APRO.7』福岡県北九州市小倉北区(中津口~宇佐町~片野)福岡県で異なる貸玉料の併設が解禁されて、約2年が経過した。同県内の店舗では、2010年11月15日まで、通常貸玉のみを設置する通常貸玉専門店と低貸玉のみを設置した低貸玉専門店に二分されていた。その名残が、現在でも残っている。他県と較べると、通常貸玉専門店と低貸玉専門店の比率が多く、また例えば、20円パチスロであればパチスロ専門店で打つ、あるいは1円パチンコであれば低貸玉専門店で打つといったポリシーや習慣を、遊技客から聞くことがあるのだ。北九州市小倉北区には、北九州市への鉄道の玄関口となる小倉駅があり、市内最大の繁華街を擁する。同区内の東南部を中心に、北九州市内に7店舗を展開するアサヒプロジェクト(ASAHIGROUP)もまた、各店舗を専門店特化させている。小倉駅から車で10分ほどの中津口に『APRO.』2店舗を、そこから高架の北九州都市高速道路4号線をくぐってさらに南東にすすんだところに『アサヒ』2店舗を展開しているが、それらはそれぞれ通常貸玉専門店と低貸玉専門店のペアとなっている。また、小倉北区では、北九州モノレール片野駅のある片野と住宅街の黒住町に『オーパ』3店舗を展開するパーラー・オーパグループでは3店舗を、低貸玉専門店2店舗と、通常貸玉を主体としつつも1円パチンコを併設した店舗にしている。11月16日金曜日午後に実施した稼働調査では、アサヒプロジェクトのパチスロ専門店『APRO.7』が店舗稼働率56.5%を記録。またパーラー・オーパグループの『オーパ片野北店』でも56.5%の高い稼働率を記録していた。本稿では特に、アサヒプロジェクトの4店舗に着目する。であることを最大限に活かしたものと言えるだろう。店内は、紫とおだやかなオレンジの2色によってまとめあげられていた。天井を高くとり、間接照明をふんだんに設置。店内照明に、白色のLED灯だけでなく紫色を基調としたものを使用することによって、華やかな雰囲気を醸し出していた。スタッフは、タイときっちりとしたスーツに身にまとっており、隙を感じさせない。そして、同店と隣接している『APRO.1』は低貸専門店となっている。ただ貸玉料をパチンコ1.25円、パチスロ8円として、競合する低貸玉専門店との差別化を図っていた。同店内の雰囲気は、低貸玉専門店といえども『APRO.7』と華やかさや豪華さにおいて共通しており、『APRO.』のブランドイメージの固定化と定着に貢献していた。特徴的だったのが、背の高い赤いスツールを設置しているために一見バーカウンターにも見えるコーヒーカウンターであり、薄暗く落とした店内照明のなかでこの一画だけが青い照明によって浮かび上がる趣向となっていた。▼カジノ風の高級感を演出~『APRO.7』『APRO.7』は本年5月のグランドオープン。オープンからまだ半年しか経過していない。パチスロの設置台数は503台と、北九州市内では最大級の設置台数を擁する。店内のデザインはマカオやラスベガスの高級カジノを彷彿とさせる高級感の溢れるものとなっており、パチスロ専門店※画像:小倉駅掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.