ブックタイトル20121109-1105デジタル保存版

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概要

20121109-1105デジタル保存版

▼圧倒的一番店『パーラーニコニコさばえ』稼働調査の結果では、『パーラーニコニコさばえ』(瑞穂栄商事)が店舗稼働率65.1%でトップ。同店の設置台数は820台とエリア最多である。店内のレイアウトには、通路幅などにゆとりがあり、スケールメリットが強調されていた。また各台に台毎端末「BiGMO」が採用されているなど、設備機器の充実も図られている。4円パチンコでは約76%、20円パチスロでは約58%の市内シェアを独占しており、圧倒的な集客力を持っていると評価していいだろう。競合店では、鯖江市と越前市の両市内に店舗を構えるダイナムグループの2店舗が5割弱の安定した稼働率となっていた。この両店は、鯖江で『ゆったり館』、越前で『信頼の森』ブランドの低貸玉専門店となっており、低貸玉ユーザーを高い比率で集客している。『ダイナム信頼の森越前店』は全席禁煙店舗となっており、また両店でパチンコ全台に防音パネルを設置するなど、従来のパチンコホールのイメージを変えるという、同グループのすすめる施策が実施されている。▼地場産業のメガネを屋号に掲げるも苦戦~『めがねの街パラダイスホール』モナコボーイズグループ(日本オカダエンタープライズ)の『めがねの街パラダイスホール』という屋号には、最大の地場産業であるメガネが含まれており、地域社会に溶け込もうとする姿勢が感じられユニークだ。ただ、古い店舗をリニューアルした印象のホールであり、店舗稼働率は22.1%と苦戦していた。※※※鯖江は、地方都市としては珍しく地盤沈下の停滞ムードから逃れており、むしろ活性化しつつあると言える。『パーラーニコニコ』や『ダイナム』以外の店舗が再起を図る素地が、ないわけではない。(宏)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.