ブックタイトル20121109-1105デジタル保存版

概要

20121109-1105デジタル保存版

本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋（『ＣＬＵＢ‐Ｄ』を含む）』『マルハンなんば本館』『マルハンなんば新館』『難波１２３』『アロー浪速店』『アローナンバＨＩＰＳ』の計８店舗。毎週金曜日１５時時点で調査を行い、集計している。【客付き状況】今回１１月２日の全体稼働は６０.６％。本年３月下旬の「モンスターハンター」設置開始直後に１週のみ、パチスロの稼働率がパチンコを上回ってから８カ月以上にわたって、パチンコの稼働がパチスロを上回る状態がつづいている。ただ今回、その差は、３.６ポイントにまで縮まった。『大東洋（『ＣＬＵＢ‐Ｄ』を含む）』の全面改装工事は１０週目。▼パチンコ１０月の導入機種では、好調を維持した機種と数週間も稼働が持たなかった機種とに、鮮明に色分けすることができる。好調を維持したのはまず、ある程度まとまって導入された「ＣＲ大工の源さん炎のいただき！編」と、少台数ずつでの導入では「ＣＲ影の軍団疾風驀進」と「ＣＲ戦国ＫＩＺＵＮＡ第三陣暁の鬼」といったミドルタイプからマックスタイプの機種である。対照的に早い段階で稼働が悪化したのは、まず「新世紀ぱちんこ攻殻機動隊」があり、ほかに「ＣＲ南国育ちｉｎハワイ」と「パチンコＣＲラストサムライ」、「ＣＲＦ覇‐ＬＯＲＤ‐２」を挙げることができるだろう。▼パチスロ導入４週目で１０月の看板機種「キン肉マンキン肉星王位争奪編」の稼働率が、「バジリスク～甲賀忍法帖～Ⅱ」とほぼ同水準の７２.６％にまで低下。「パチスロ聖闘士星矢」がユーザーからの評価を高め、稼働率７９.０％と、「キン肉マン」を上回った。２週目の「２０２７Ｒｅｖｉｓｅ」がほぼ満席と、少台数のみでの導入ながらも存在感を示している。同機を導入したのは、『アロー』両店舗と『マルハンなんば新館』、『難波１２３』の４店舗。『アロー』では、『～浪速店』に１２台、『～ナンバＨＩＰＳ』に１０台と、それぞれまとまった規模で導入している。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.