ブックタイトル20121109-1105デジタル保存版

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20121109-1105デジタル保存版

●エリアレポート大阪市北区梅田※画像(右):阪急うめだ本店「祝祭広場」▼阪急うめだ本店、オープン「キタ」と呼ばれる大阪市北区のターミナル・梅田に10月25日、ふたつの商業施設がオープンしている。ひとつは、阪急百貨店うめだ本店の二期棟であり、もうひとつは『マルハン梅田店』である。阪急うめだ本店は11月21日に「グランドオープン」を予定しているが、二期棟オープンで全売り場の8割が開業することになり、今回が実質的な「グランドオープン」であったとみなしてよい。同店のテーマは、「劇場型」百貨店。このテーマを象徴するのが、9階から4層吹き抜けの「祝祭空間」である。9階には大型ビジョンの設置された「祝祭広場」が設けられ、イベント会場としても使用される。広場から10階の雑貨街「うめだスーク」まで大階段があり、イベントの観覧席としても機能する。12階と13階がレストラン街「祝祭ダイニング」となっており、吹き抜けや大きな窓を通して、広場や駅を見下ろすことができる。これらのフロアには、大きな観葉植物の植木鉢をいくつも置いたスペースがとられており、余裕のあるレイアウトを印象づけている。阪急電車改札口からエスカレーターを降りて御堂筋方面の南へ、百貨店や地下街のホワイティうめだへつづくコンコースがあわせて改装され、オープンした。改装前のコンコースは、ゴシック建築の教会内部を思わせる荘厳な様式でまとめられていたのだが、改装後には高い天井と広い通路幅はそのままに、店内と同じシンプルな白で統一された。百貨店の店内では、すこしベージュがかった暖かみのある白が使用されていたのだが、改装前と較べると無機質で冷たい印象は免れない。空間デザインが、LED照明のクリアな質感に規定される時代となっていることを実感させた。その無機質さを補うかのように、コンコースに面したすべてのショーウィンドウには、本物の植物を敷き詰めた、メルヘンチックなおとぎの世界観のジオラマをディスプレイ。また百貨店の店内でも、部分的に壁面緑化を施した箇所を見かけ、温かみを感じた。■パチンコ&パチスロ設置台数構成比■パチンコ&パチスロ集客構成比掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.