ブックタイトル20121109-1105デジタル保存版

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20121109-1105デジタル保存版

2013年3月期第2四半期決算短信▼セガサミーHD~パチスロ・パチンコの販売台数が期初計画の約6割にとどまり減収減益セガサミーホールディングスは2日、2013年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。パチスロおよびパチンコの同四半期における累計実績が、5月11日の期初に発表された累計計画の28万2000台に対し16万6353台にとどまり、達成率では約59.0%でしかなかったことなどにより、対前年同四半期との対比では減収減益となった。連結経営成績は、売上高1365億8300万円(対前年同四半期増減率マイナス10.5%)、営業利益78億9200万円(同マイナス48.0%)、経常利益72億9500万円(同マイナス50.4%)、四半期純利益38億7400万円(同マイナス2.7%)。通期の業績予想からの修正は行われていない。また同社は、5月31日開催の取締役会において自己株式の取得について決議しており、6月7日から7月31日の間に、取得し得る株式総数の上限である1000万株(取得価格161億9200万円)を取得した。第2四半期間にパチンコでは、「ぱちんこCR蒼天の拳天授」(サミー/1万9000台)と、「CRカメレオン」(タイヨーエレック/4000台)、「ぱちんこCRバーチャファイターレボリューション」(サミー/4000台)を販売。パチスロでは、「リングにかけろ1ギリシア十二神編」(サミー/2万5000台)を販売した。コンシューマ事業においては、パッケージ販売数は、アメリカ116万本、欧州96万本、日本64万本で合計276万本となり、前年同期実績を下回った。一方、デジタルゲーム分野で、PCオンラインRPG「ファンタシースターオンライン2」や、スマホ向けゲーム「キングダムコンクエスト」が好調に推移し、さらに、携帯電話・PC向けパチンコ・パチスロゲームサイトにおいて従量課金が堅調に推移した。▼フィールズ~投入予定機種を下半期に変更し赤字決算にフィールズは2日、2013年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。遊技機販売事業において同四半期に投入を予定していた一部商品を下半期に変更したことなどにより売上高が減少。営業利益、経常利益、当期純利益のすべてで損失となる赤字決算となった。連結経営成績(累計)は、売上高291億1800万円(対前年同四半期増減率マイナス12.7%)、営業損失18億5900万円(前年同期は営業利益15億8200万円)、経常損失17億3800万円(同経常利益17億1300万円)、四半期純損失9億8000万円(同四半期純利益24億2800万円)。同四半期における遊技機販売の実績では、パチンコでビスティ「CR戦国BASARA3関ケ原の戦い」1万6517台など計2万5895台を販売。パチスロでは「GTO」、「夜王」など計1万418台を販売した。2013年3月期通期の見通しとしてパチンコ・パチスロを計48万台販売することを見込んでいるものの、第2四半期までの累計で計10万1103台の販売となり、達成率では約21.1%にとどまっている。下半期の遊技機販売では、すでに導入・販売を開始している「新世紀ぱちんこ攻殻機動隊」や「バイオハザード5」といった商品に加えて大型タイトル商品の販売を計画しており、さらにマーチャンダイジング分野においてソーシャルゲームを順次投入する計画があることなどから、5月9日発表の通期業績予想についての修正は行われていない。▼ユニバーサル~減収減益も「SLOT牙狼」の市場導入などで通期の利益予想を上方修正ユニバーサルは2日、2013年3月期第2四半期決算短信[日本基準](連結)を公表した。同社は同日、第2四半期連結累計期間の実績値が5月17日付で発表された業績予想値から減収減益となり差異が生じたために修正すると発表した。また同時に、第3四半期に「SLOT牙狼」の市場導入を予定し経費削減の徹底などの経営努力によって利益予想を上方修正すると発表した。第2四半期の連結経営成績は、売上高404億7600万円(対前年同四半期増減率マイナス3.2%)、営業利益145億円(同マイナス21.8%)、経常利益182億8700万円(同マイナス17.2%)、四半期純利益125億3900万円(同マイナス38.5%)。業績予想値から減収減益となった理由を、有力タイトルの市場投入を下期へと延期したためとした。持分法適用関連会社であるウィン・リゾーツ社とは係争中であるが、第2四半期にも投資利益として31億9700万円を計上している。同四半期における販売実績は、8月導入の「ドンちゃん祭」約3万6000台、9月導入の「トロピカーナ」約1万台(継続販売)。修正後の通期連結予想は、売上高959億円(前回発表予想との増減0円、前回発表予想との増減率0.0%)、営業利益330億円(同プラス17億円、同プラス5.4%)、経常利益360億円(同プラス47億円、同プラス15.0%)、当期純利益210億円(同プラス16億円、同プラス8.2%)。修正の理由は、第3四半期の「SLOT牙狼」だけでなく、第4四半期にも有力タイトルの市場導入を予定していることを挙げている。また同社は、フィリピンのマニラにおいて、カジノリゾートプロジェクトの建設をすすめている。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.