ブックタイトル20121109-1105デジタル保存版

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20121109-1105デジタル保存版

▼高稼働店を追うホールが選んだ3つの対抗策編集部による11月2日金曜日午後の稼働調査では、北口側の9店舗中でもっとも店舗稼働率が良かったのは『PIA八王子』であり、64.8%に達していた。4円パチンコ「海物語」シリーズへの中高年層の客付きが非常に良く、その賑わい感に1円パチンコとパチスロの稼働が牽引されているという印象を受けた。次いで店舗稼働率が高かった『コスミック八王子店』でも同様のことが言える。『コスミック』の4円パチンコの設置台数は710台と北口商圏では最多であり、集客数でも最多となる。上記2店舗の高稼働店に対して、追う立場の各ホールが採っていた施策は、3つに大別できる。ひとつは、『ナポレオン』などが行ったパチンコ全台への各台計数機導入のような設備機器の刷新である。ふたつめが、10月9日のリニューアルで『ライオン八王子店』が行ったような10円パチスロの設置(増設)だ。同店では10円パチスロを128台として、「関東最大級」を謳っている。商圏内では、『ナポレオン』、『藤沢プラザ八王子店』も10円パチスロを設置する。ただ、5円パチスロも選択肢にある環境では、10円パチスロのメリットを訴求することは難しいのではないか。みっつめが、『パーラー毎日八王子店』が行っていたものだが、低貸玉コーナー、なかでも特に1円パチンココーナーへ新機種を優先的に導入し差別化を図る施策である。5日より設置を開始した新機種では、「CRデラックス海物語」10台中9台を、「CRアントニオ猪木という名のパチンコ機やれるのか、本当にお前」20台中18台を1円パチンコへと導入した。収益率は低くとも強力な来店動機として機能すると思われる。(士)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.