ブックタイトル20120817-0816デジタル保存版

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20120817-0816デジタル保存版

●試打リサーチ/「押忍!!豪炎高校應援團」No.00269●業界ニュース▼ロンドン五輪が終わった。男子マラソンをテレビ観戦しながら、マラソン銀メダリストの君原健二氏の『私の履歴書』の記事が頭をよぎる。「マラソンはいかに速く自分の体を42.195キロ先にあるゴールまで運ぶかという競技である」。そのために体に蓄えられているエネルギー源(糖質と脂質)をいかにうまく使うか。エネルギーが足りなくなっても、余らせてもいけない。ペースを乱さずイーブンペースで走るのが理想。「そういう意味で、マラソンとは人との戦いではなく、自分との戦いなのだ」▼100m20秒を維持するとフルマラソンのタイムは2時間20分39秒になる。たった1秒遅れても約7分余計にかかる。ムダなエネルギー消費を避け、徹底して軽量化を図った。眼鏡や時計を外し、ランニングシャツの裾を切り、靴下も脱いだ。さらに限られた体内エネルギーを有効に使うため、ウォームアップさえ短縮した▼しかし、と君原氏は続ける。レース本番ではムリ、ムダ、ムラを無くすことを徹底するが、練習では逆にムリをしておかないと強くならない。「練習で無理をしてみないと、自分にとって、どこから先が無理なのかがわからない」と。つまり練習にムダはない。本番なのか練習なのか、ビジネスも同じ(桜vs-mail@vsearch.co.jp)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.