ブックタイトル20120817-0816デジタル保存版

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20120817-0816デジタル保存版

SpecialEditionSpecialEditionSpecialEditionSpecialEditionSpecialEditionpecialEditionSpecialEditionSpecialEditionSpecialEditionSpecialSpecialEditionSpecialEditionSpecial「エスパス」&「やすだ」本稿は、「エリアレポート」の特別編として昨日付に掲載した「旗艦店レポート」の続編である。本レポートでは、首都圏を中心に店舗を展開するホール企業の〝旗艦店〟に焦点を当て、ホール企業ごとの経営戦略の特徴を浮き彫りにすることを目指している。本日付では日拓グループと安田屋グループを採り上げる。昨日付では、パラッツォ東京プラザグループ、遊楽(ガーデングループ)、ピーアークホールディングス、マタハリーの旗艦店について掲載した。『エスパスタワー2000』▼新宿制圧を目指す日拓の“シンボルタワー”~『エスパスタワー2000』日拓グループ(本社・東京都新宿区高田馬塲)がホールを展開しているのは主に、高田馬場、新宿、渋谷、上野といった山手線のターミナル駅である。同社ではその事業内容を「都心立地型大衆レジャー・サービス業」と定義する。新宿には同社の“旗艦店”として、2004年にオープンした『エスパスタワー2000(エスパス日拓新宿歌舞伎町店)』があり、同店を核に、『エスパス日拓西武新宿駅前』、『スロットエスパス日拓歌舞伎町店』、『スロットクラブエスパス新宿1』が取り巻いている。▼大山駅前を“成熟”させた『やすだ大山』5店舗安田屋(本社・東京都板橋区大山町)は、東京都、千葉県、埼玉県、神奈川県、群馬県に28店舗を展開しており、特に2000年代に入ってからは郊外への大型店のオープンが目だつ。8月7日には、神奈川県大和市に『やすだ大和店』をグランドオープンさせたばかり。だが、『やすだ』と言えば、東武東上線・大山駅前の駅前エリアに集中展開し、『マルハン』や『楽園』と互角に渡り合う『やすだ大山』5店舗の印象が強烈だ。本年4月には、パチスロ専門店『やすだ大山北口5号店』をオープンし、あわせて『やすだ大山1号店』を4円パチンコ専門店に、『やすだ大山2号店』を1円パチンコ専門店へと業態を変更。種別や貸玉による“専門店化”をすすめた。2011年2月の『マルハン』、そして翌12年6月の『楽園』オープンを経ても『やすだ大山』5店舗の客付きが減じたという印象はなく、競合店ともども高い稼働率を維持している。競合店による新規出店のターゲットとなるほど、その駅前市場を“成熟”させパイを大きくしたのは、間違いなく『やすだ』の功績である。(士)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.