ブックタイトル20120817-0816デジタル保存版

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概要

20120817-0816デジタル保存版

■リサーチ店の状況●東京都台東区内に立地する併設店。パチスロの設置台数は約130台。等価交換。●リサーチ対象機種は、導入2日目で7台の設置。リサーチ対象とした3台における時間内の入れ替わりは無し。リサーチ終了時点でのパチスロ全体の客付き率は29.3%。■総評▼導入開始2日目でのリサーチ。設置台数は半列導入の7台で、開店後すぐに満台となった。客層は、ほぼ若年男性のヘビーユーザー風で占められていた。▼ART特化型タイプであり、「押忍!番長2」同様の擬似「ボーナス」を搭載している。純粋なARTと擬似「ボーナス」が絡み合うことにより出玉を獲得する。ゲームの流れはたいていの場合、「通常時→擬似「ボーナス」入賞→純粋なART」という展開となっていた。「押忍!番長2」に酷似した演出とゲーム性を軸に、「パチスロモンキーターン」のゲーム性や、独自のARTゲーム数大量上乗せ契機を盛り込む。▼高評価を付け難いというのが本音。見た目が酷似していることからどうしても「押忍!番長2」との比較になってしまうが、同機よりもさらに射倖性が高いため、ゲーム性のバランスが悪く感じた。確かに本機のプレミアム的なゲーム数上乗せモードは、破壊力、インパクトともに申し分ない。だがその反面、小刻みなゲーム数の上乗せが少なく、さらに「押忍!番長2」に比べると、ゲーム数解除が無いためART中の擬似「ボーナス」発生率が低くなっている。またART中の消化ゲームは単調である。さらに通常時からダイレクトに純粋なARTへと突入する機会が無いために、ボーナス付きのART機として見た場合には非常に辛く感じてしまう。8月の導入機種としてはもっとも高い話題性を集めているだけに、当面の稼働は維持されるだろう。だが盆明け後には、ゲーム性のキツさや演出の単調さから、早々に稼働の下落に見舞われると予想される。導入店舗では、高値をつけている早い段階での中古機売却も視野に入れた運用が求められるだろう。▼ART中にCTボーナスを組みこんだために、ARTではCT発生後13枚役と14枚役が連続して入賞する。従って、CT自体の発生確率の偏りにより、断続的に発生すれば出玉の増加感が大きい一方で、偏りが悪いと、なかなか出玉が増えないという展開がつづくことになる。よって同じ高純増スペックであっても、「パチスロ鉄拳デビルVer.」のような9枚役メインの機種に比べ、ART中の獲得枚数のバラツキが激しいタイプと言える。▼リサーチ対象台以外で、一撃で4000枚の差玉を確認。同じくリサーチ対象外の台だが、「熱血ボーナス」の1ゲーム連が9回連続したケースもあり、前評判通りの出玉性能は確認できた。(木)(c)YAMASA●筐体には「G‐30極彩(ごくさい)モデル」を採用。業界最大級の30Gbit映像ロムによる液晶演出、演出と連動する「無我ランプ」、立体的な光を放つ高精細LED、省エネ用のエコモードを搭載する。●ARTのみでコインを増やすタイプであり、BB「熱血ボーナス」とRB「百折不撓ボーナス」という2つの擬似ボーナスを搭載。有効ライン数は中段の1ライン。1000円あたりのベースとなるゲーム数は約32ゲーム。レア役の合算確率は約27分の1。モードにより発動ゲーム数の異なる天井機能を搭載している。「パチスロモンキーターン」と「天下布武」の担当者によって構成された新開発チームが手がけた。●前兆高確「精進モード」と自力解除高確「荒行チャレンジ」といった「Wゲーム数管理テーブル」を搭載しているなど、「パチスロモンキーターン」で評価を得た「モンキーシステム」を強化し継承する。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.