ブックタイトル20120810-0806デジタル保存版

ページ
50/56

このページは 20120810-0806デジタル保存版 の電子ブックに掲載されている50ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

20120810-0806デジタル保存版

●スペシャルインタビュー「ブログのシステムで20人以上は名前を登録できないために現在の寄稿記事はすべて「物申す」という名前になっています」▼書く内容にこだわりたい、そのスタンスは変えない編集部:そもそも、なぜブログなんでしょうか?営業1号:独自ドメインの取得やHPへの移行などを薦められることは確かに多いです。ただ、私は形式より中身重視だと思っています。書く内容にこだわりたい。そのスタンスは、今後も変わることはないと思っています。編集部:全国各地にネットワークをお持ちなんですか。営業1号:各方面から情報が入るようには努めています。関東の人間と思っておられる方が非常に多いのですが、私は広島出身で現在大阪に在住しています。※※※▼東日本大震災により、存在意義が問われる業界に編集部:パチンコ業界のあるべき姿について、お考えをお聞かせください。営業1号:東日本大震災を転機に、業界のあるべき姿が見えてきました。ありきたりかもしれませんが、大衆娯楽に戻るべきですね。1時間に3000円程度の消費が理想。これからは、1円パチンコのような低貸営業で満足する顧客を育てるしかないでしょう。パチンコでは、年配者を中心とした“コミュニティー化”が進んでいくと思われます。パチスロは勝ちにこだわる方が多いので、これから先どう維持していくかが課題です。ただ、団塊の世代がいなくなると、パチスロしか残らなくなるのではという危惧もあります。あと、“大きく回す”業界からの脱却が必要でしょう。このデフレの世の中で、万券が飛び交う時代はとっくに終わっています。そういう客層をいまだに追いかけているのがパチンコ業界です。世間に取り残されていることに、早く気がつかなければなりません。ホールで働く清掃のおばちゃんに、給料の半分をパチンコに注ぎ込む人がいました。このように“業界人で回す”という発想もこれから重要です。業界に関わる人が減ると、結果として業界がマイナスになるという発想ですね。各台計数機などの導入で、パチンコに関わる人間がどんどん減っていくことは、長い目で見ると怖い現象だと思います。▼「射倖心とは魔物である」編集部:最後にひと言お願いします営業1号:経営者の皆さんには「射倖心は魔物である」という認識を強く持っていただきたいです。食事なら満腹になると食べられませんが、射倖心はお金があるだけ消費し、そして借金までしてしまいます。それを単純に、業界の売上として見ることは非常に危険だと思います。この業界で飯を食っている人間は、誰もが業界は無くなって欲しくないと考えているはずです。自分の子供にパチンコを薦められるのか、業界に勤務することを薦められるのか。そんな大きな視点に立って業界を良くしていけるよう、これからも執筆をつづけます。編集部:本日はお忙しい中、ありがとうございました。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.