ブックタイトル20120810-0806デジタル保存版

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概要

20120810-0806デジタル保存版

一方の『湖月』では、イメージキャラクターに石田純一を起用。「素足でおいで。」というキャッチコピーとともに、店内には石田のさわやかな笑顔が至る所に見られ、“石田推し”の様相を呈していた。客層では中高齢層が多く、「海物語」シリーズや「ジャグラー」シリーズを主体とするオーソドックスな稼働状況となっている。『ワンダーランド』と『湖月』にリードを許している『マルハン大分古国府店』では、さまざまな施策により、先行する2店舗のキャッチアップに努めていた。そのひとつが、低貸玉比率の上昇である。4円パチンコと1円パチンコの設置比率は7対5と高く、調査日の翌週には5円パチスロ41台が導入されている。また、『湖月』と『ワンダーランド』では、イメージキャラクターを使った装飾物ばかりであったが、『マルハン』では「7の付く日」をイメージさせるものと「furuGO!」というコピーによって「5の付く日」を想起させる広告宣伝が店内に設置されていた。これら装飾物には「これらの案内は著しく射幸心を煽ることを目的としておりません。」という一文が丁寧に添えられていた。店内部備品のグレードアップも注力されていた。テキストが流れる電光板がパチスロコーナー周囲の半分を取り囲んでおり、サークル状の掲示板も設置。「TQS(トータルクオリティーサービス)プロジェクト」として、静音化やプラズマクラスターの設置など、遊技環境の快適化に取り組んでいた。『CP(セントラルパーク)』において主力となる貸玉料は、高交換率のホールでは設置しにくい5円パチスロである。2円パチスロや2.5円パチスロの設置にも踏み切っている。将来もし、借入時と交換率が同じという意味での「等価交換」が大分県でも徹底されれば、同店の採る低貸パチスロメインの運営では、収益が減少する事態となることも予想される。(平)■パチンコ&パチスロ設置台数構成比■店舗全体支持率掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.