ブックタイトル20120810-0806デジタル保存版

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20120810-0806デジタル保存版

●エリアレポート福岡市・東区箱崎~粕屋町警察庁生活安全局保安課から7月20日に発出された「ぱちんこ営業における広告、宣伝等の適正化の徹底について(通知)」に関する説明会での課長補佐の発言が、5団体事務局によって「メモ」としてまとめられている。そこで強調されているのは、「規制の運用において都道府県警察や警察署毎の地域格差というものは存在しない」ということである。「警察というのは、指揮系統が一本に絞られており、[中略]意思統一を図っております」と言い換えている。だがこの課長補佐による“念押し”は、全国のホールを取材している編集部の印象とは異なる。※※※福岡を中心にブロックとして比較的足並みが揃っているとされる九州の各県においても、イベントや広告規制への取り組みと、よりデリケートなイシューとして「一物一価」と「等価交換」に対する解釈と対応に、大きな“温度差”が見られる。九州の場合には、各ホール、あるいは県遊協が警察の指導に従順かどうかという問題としてとらえるよりも、現場に近い各県警と中央の警察庁の“距離感”が大きく影響しているととらえた方が自然ではないか。県警と県遊協のあいだに認識、あるいは「理解度」の大きなズレがあるとは感じにくく、両者がこれまでに築いてきた関係は決して悪いものではない。「風営法における唯一適法な賞品提供方法は、「市場価格」に基づく「一物一価」での「等価交換」である」という「メモ」が出された後にも県レベルで具体的な是正のアクションが何らとられていないにも関わらず、「一物一価」「等価交換」の問題は県警および県遊協ではすでに「解決済み」あるいは「始めから問題化していない」という認識で手を打とうとしている県もあると聞く。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.