ブックタイトル20120810-0806デジタル保存版

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概要

20120810-0806デジタル保存版

1円パチンコの台数比率が19.7%と、「北海道」の26.6%に次いで高かった「福岡県」では、2010年まで同一ホール内で通常貸玉と低貸玉を併設する営業が認められていなかった。そのため多台数を設置する店舗単位の低貸専門店が多いことが、その一因となっていると思われる。それでも解禁後に併設ホールは急速に増加しており、1円パチンコの店舗数比率は61.8%と、全国平均まであと10ポイント弱にまで迫っている。※※※「東京都」、「愛知県」、「大阪府」の3都府県を比較すると、「東京都」における通常貸玉の台数比率の高さと、「大阪府」におけるパチンコ比率の高さが目だつ。「大阪府」の店舗数は「東京都」よりも約140店舗少ないのだが、パチンコの総設置台数では「東京都」を上回っていた。昨年後半の「番長2」、「北斗」以降、パチスロ島の増台に踏み切るホールは多いが、「大阪府」においてはその動きを経てもなお、パチンコの設置比率が69.1%と、全国平均の65.6%と比べて高く、重心はパチンコに傾いていると言える。「東京都」では、低貸営業を採用するホールが著しく少なく、通常貸玉のみで営業をつづけるホールが依然として多い。今回採り上げた6都道府県のうち、貸玉別の設置比率がもっとも全国の平均値に近かったのが「愛知県」であった。ただ「沖縄県」で言及したように、「愛知県」でも根強い沖スロ人気が影響しているのか、5円パチスロの設置比率は「沖縄県」と同率で、もっとも低い。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.