ブックタイトル20120727-0723デジタル保存版

概要

20120727-0723デジタル保存版

●２０１２年６月度「マンスリーレポート」では、情報公開を行っているホールのデータを集計し、全国各エリアにおける１カ月間の動向をレポートしている。今回は２０１２年６月期における関東１都６県の概況をレビューする。６月２５日現在の集計データを使用した。明日付に関西編を掲載する。【エリア概況】５月期には話題となるパチンコ・パチスロの新機種がなく、販促の柱となる施策に乏しく苦戦気味であったホールの集客状況は、６月期に入って「ぱちんこウルトラマンタロウ戦え！！ウルトラ６兄弟」が導入されると話題機として高い水準の稼働を維持しつづけ、パチンココーナーの高い稼働を牽引する役割を果たした。次月の７月期にも話題となる新機種は見あたらないのだが、８月の盆明けには「タロウ」と同じく京楽の「ぱちんこＡＫＢ４８」の導入が予定されており、今から期待が高まっている。５月期に行われたエリア内におけるホールのリニューアルについては、パチンコの低貸玉コーナーの新設や増設の動きよりも、５円パチスロの新設や増設が増加しているという印象を受けた。【新機種の導入状況】東京都のホールにおいて６月期に導入された新機種のランキングを見ると、パチンコでは「ぱちんこウルトラマンタロウ戦え！！ウルトラ６兄弟」が６９６５台導入と突出していた。パチスロでは、「バジリスク～甲賀忍法帖～Ⅱ」４４１５台、「パイレーツワールド」３５８３台の導入でホールの期待を集めていたが、特に後者では残念ながら高い稼働率を長く維持することができなかった。「バジリスク」については、話題性には乏しいものの、この時期のパチスロにほかに話題機がなかったことから、一定水準の稼働を維持していた。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.