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20120727-0723デジタル保存版

【第50回・情熱の行方2】▼情熱リーグのようなプレゼンテーション大会を自社内で行うホール企業は多数存在します。普段何気ない顔で働いているスタッフたちが、1年間の取り組みや仲間・会社に対しての想いをぶつけます。それを受け止めるのは経営陣や他のスタッフだけでなく、スタッフの家族や付き合いのある業者の方々。普段を見ているからこそ、発表の時の姿に胸打たれることも多いでしょう。なお、社内プレゼンでは、裏方業務、段取りや準備・司会進行すべてを社内の人間が行います。普段は顧客が主役であるが、この日はスタッフに光を当てる。社員全員がそれぞれの役割を全うし、非日常の空間を存分に満喫して日常の業務に帰っていく。▼今回の情熱リーグでも演者を見て涙を流す関係者の方が多数いました。私も今回はそれを感じずにはいられない立場でした。情熱リーグ決勝の光景だけを見た場合、これがひとつの終着点であるように感じられました。▼前回テーマとして記載した、東京で開催することの意義では、もう少し工夫があっても良かったと感じました。会場にはおそらく今回初めて情熱リーグを観戦するホールの方も多かったでしょうし、個人的には東海地方の方も多くいらしていたと記憶しています。ですので、参加するホールやスタッフに対する思い入れは、まったくない、もしくは非常に薄いものだったでしょう。決勝では組織の問題や個人の想いを語る店舗が多かったですが、大所帯の構成となるホールでは少なからず人間関係の問題は発生するものです。ですから、多くの方を情熱リーグへ引き込む意義としては、前回記載したように店舗プロフィールの紹介や、店舗が積み上げた成果を明確にすべきだったように思えます。感傷的な楽曲に乗せてのプレゼンが多かったため、第三者からみれば、他人の披露宴を6組見る、という状態にも近かったのではないでしょうか。あくまで私個人の見解ですが、たまたま居合わせた知人に感想をうかがったところ、「前半だけでもうお腹いっぱいですよ」とのことでした。▼ミステリーショッパーで高成績を収めた店舗が、決勝の舞台に上がることができたわけですが、そこでの成績の詳細な分析やリサーチャーのコメントの掲載等も、情熱リーグそのものの売り込みには必要だったかも知れません。来年のテーマは「創造」。新たなる情熱の創造を是非とも期待します。(大阪・栗)▼パチンコなどで借金数千万円情報漏洩の福岡県警部補暴力団関係者に捜査情報を漏らすなどした見返りに現金を受け取ったとされる福岡県警の男性警部補(49)が、パチンコや住宅ローンなどで計数千万円の借金を抱えていることが23日、捜査関係者への取材で分かった。また現金は手渡しされた可能性が高いことも新たに分かった。警部補の銀行口座などに暴力団関係者からの入金の記録はなく、警部補らが証拠の残らない手渡しの方法を選んだとみられる。捜査関係者によると、警部補は指定暴力団福博会(福岡市)の関係者に捜査情報を漏らして現金約20万円を受け取ったほか、恐喝事件に関与した指定暴力団工藤会(北九州市)の関係者から相談を受けた際、被害者側と示談するよう指南し、見返りに約10万円を受領した疑いが持たれている。警部補は県警の任意の事情聴取に大筋で授受を認め「一部は返した」と説明しているという。[7月24日・産経新聞]▼経済産業省は7月24日、クール・ジャパン戦略推進事業の採択案件15件を発表クール・ジャパンを担う企業・クリエイターなどの海外市場への展開を支援するため、事業を公募していたもの。応募件数は110件で、パルコが提案した「TOKYOshibuya×singapore」プロジェクト、日本ファッション・ウィーク推進機構の「TOKYOFASHIONWEEK」、楽天の「クールジャパン・インドネシア」、森ビルの「上海におけるコンテンツ×地域情報発信事業」などが採択された。経済産業省では、海外からの収益をこれまで以上に獲得できる新たなビジネスモデルの構築を行う観点から、日本の製品やサービス等に、日本のライフスタイル・価値観や、日本の新たな産業構造を背景とした「クール・ジャパン」の要素を取り入れることで、日本の産業の付加価値を高め、国際競争力の強化を目指している。海外の市場の獲得(アウトバウンド)にあたり、流通の確立・強化、コンテンツの訴求力の活用を行うこと、観光誘客や地域活性化(インバウンド)にあたり、地域の商材の発掘、発信の強化を行うことなどを通じて、「大きく稼ぐ」仕組みの構築が必要だという。[7月24日・流通新聞]7月24日(火)7月25日(水)●出来事/「最高気温記念日」1933年、山形市で最高気温40.8℃が記録された。この記録は長らく日本の最高記温記録となっていたが、2007年8月16日に熊谷市と多治見市で40.9℃を観測し、74年ぶりに記録が更新された●誕生花/にわとこ(花言葉:熱心)●誕生日占い/「愛想が良い気配り上手」▼今月17日、マルハンはPC向けオンラインパチンコ・パチスロサービス「マルハンドリームネット」のベータ版を公開した。実際にホールを経営する企業が運営に乗り出す意図は何か。マルハンは決算発表時、パチンコのマーケット拡大にはパチンコ未経験層であり、多様なレジャーを楽しむ層でもある約4500万人への働きかけが必要であると示唆した。それが、新業態に取り組む目的である。思えば自分は学生時代、友人に誘われてパチンコにのめり込んだ。これからのパチンコの未来は、オンラインパチンコから始めるユーザーが増えるだろうという予測がつく。この客層をお店へ誘導する態勢作りが将来の成功の鍵を握る。(宏)掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.