ブックタイトル20120615-0611デジタル保存版

概要

20120615-0611デジタル保存版

T E S T P L A Y 2012年06月12日（火曜日）7/13●リサーチ日／５月３０日（水）●リサーチ時間／１５：００～１８：００●ＳＮＫプレイモアスカイラブ４遊びやすさを重視した初代とは別物に■リサーチ店の状況●大阪市内に立地する併設店。パチスロの設置台数は約１９０台。交換率は５.６枚（約１７.９円）交換。●リサーチ対象機種は導入９日目で６台を設置。リサーチ対象とした３台の入れ替わりは４人。リサーチ終了時におけるパチスロ全体の客付き率は５８.８％。■総評▼同時に導入が開始された「スパイガール２」を導入規模では上回っているが、少台数が目だつ導入状況。また稼働状況に関しては、リサーチ中、全台が満席となることは無く、１、２台が常に空席という状況がつづくなど、すでに新台効果は薄まっている様子。▼通常時は、小役告知演出に加えて、高確率モード滞在を示唆する演出など常に何かしらの動きがある印象。また、一定の周期で高確率ゾーン「スカイチャンス」に移行するため、何もレア役を引かなくても、良い内部状態を示唆するステージへと移行するケースもあり、間持ちはする。▼ＡＲＴ突入のメイン契機となる「スカイチャンス」については、同ゾーンへの突入率とＡＲＴ当選確率のバランスの悪さが気になった。恐らくこのＡＲＴ当選確率の部分に設定差が設けられているのだろう。１番台では「スカイチャンス」１８回中ＡＲＴ突入となったのはわ「スカイラブ４」３時間３台の特賞発生数「スカイラブ４」３時間３台の出玉推移ずか２回。ＢＢ中の「ＢＡＲ」図柄揃いや連続演出の成功など、やっとの思いで突入した高確率ゾーンがこの程度のＡＲＴ当選確率では、遊技者からすれば納得できないのではないか。▼リサーチ終了時の差玉は、２台がプラス、１台がマイナス差玉となった。１番台、３番台が一撃約１３００枚獲得した以外では、これといった瞬間差玉は出なかったが、リサーチ対象台以外で一撃６０００枚という差玉が出ていた台もあり、出玉性能に関しては市場にある他の人気機種と比べても遜色はなさそうだ。▼ＡＲＴ中に「大空賊モード」へとある程度突入するものの、１度で平均３０ゲーム程度の上乗せしか期待できず、大勝ちするためには、３桁の上乗せが確定する「大空賊モードＳＰＥＣＩＡＬ」や、「大空賊モード」をストックする「夢空賊モード」を引けるかどうかにかかってくるようだ。リサーチ中にこれら特別モードは一度も発生しなかったが、このように大爆発への道筋が明確に示されている点はプラス要素となる。▼前作よりもさらにＡＲＴに特化した作りになったためか、通常時のコイン持ちが悪くなっている。高いボーナス合成確率など遊びやすさを重視した同シリーズの初代とは別物となっている。市場のニーズに合わせ「進化している」と考えればそれまでだろうが、シリーズの人気を支えたポイントは継承されるべきではなかったか。また、前作から約１年というリリース間隔の短さも気になるところ。前作がシリーズ初となるＡＲＴを採用し結果が残せていないなか、再び同じタイプでのリリースとなったことで導入を見送った、または少台数にとどめたというホールが多かったと推察される。（西）(c)SNK PLAYMORE試打評価総合評価★★★★★演出独自性出玉性能基本スペック・ゲーム性●ＢＢ・ＲＢ‐ＡＲＴタイプ●全国導入／５月２１日導入規模追いかけ●ＳＮＫプレイモアの看板タイトルのひとつである「スカイラブ」シリーズの第４弾。今作ではＡＲＴの上乗せ性能が強化された。シミュレート値で、設定1でのＭＹ２８２６枚、３時間遊技の場合（２０００ゲーム）の３０００枚オーバー率８％、終日遊技の場合（７０００ゲーム）の３０００枚オーバー率では３５％となる。キャッチコピーは「上乗せの頂点へ」。●通常時には「通常Ａ」「通常Ｂ」「天国」の３つのモードがあり、それぞれゲーム数によりテーブル管理され、ＡＲＴ高確状態「スカイチャンス」に当選しやすいチャンスゾーンが存在する。１５ゲーム、３０ゲームもしくはＡＲＴ当選まで継続する「スカイチャンス」では、全役でＡＲＴ抽選が行われる。ＡＲＴ「スカイラッシュ」は、１セット５０ゲーム、１ゲームあたりの純増枚数１.７枚のゲーム数上乗せタイプ。ＡＲＴ突入時に最大７セットまで抽選。ＡＲＴの上乗せ当選率、上乗せゲーム数に設定差はない。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.