ブックタイトル20120615-0611デジタル保存版

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概要

20120615-0611デジタル保存版

T E S T P L A Y 2012年06月13日(水曜日)5/10●リサーチ日/6月2日(土)●リサーチ時間/16:00~19:00●KPEスパイガール2演出の作り込み、ゲーム性に不足感■リサーチ店の状況●東京都千代田区内に立地する併設店。パチスロの設置台数は約570台。等価交換。●リサーチ対象機種は導入13日目で13台の設置。リサーチ対象とした3台の入れ替わりは6人。リサーチ終了時におけるパチスロ全体の客付き率は58.0%。■総評▼コーナー全体では多少の入れ替わりは見られたが、ほぼフル稼働の状況がつづいた。客層は、若年層の男性のみ。萌え系キャラによる、例えば水着が脱げる演出など、男性目線を意識した演出が多く、男性客が多くなるのは必然だろう。ただ、「悪魔城ドラキュラ3」より採用されている携帯電話連動サービス「e‐SLOT」が搭載されているが、リサーチ中における利用者はゼロだった。▼通常時は非常に退屈。ステージが「カフェ」と「プール」の2パターンしかないうえ、連続演出のバリエーションも少なく、すぐ飽きてしまう。また、レア小役成立の可能性のある演出が限られているため、通常時はほぼそれ待ちの単調なものとなっていた。▼リサーチ終了時の差玉は3台すべてマイナス。3番台がARTとBBで500枚程度の出玉を獲得した以外はすべて、ART単発、「スパイガール2」3時間3台の出玉推移「スパイガール2」3時間3台の特賞発生数BB単発と、出玉感に欠ける結果となった。リサーチ台で発生した最高上乗せは100ゲーム。基本的には10ゲームがメインだが、30ゲーム、50ゲームもある程度発生していた。上乗せのないままARTが終了となるケースは少なく、突入率は低いが一度ARTに入れば、ヒキ次第で何とかなりそうという印象を持つことができた。なお、「ライジングラッシュ」あるいは「超☆大作戦タイム」の特殊上乗せ特化モードはいずれも発生しなかった。▼レア小役による直乗せは一度も発生しなかったことからも、基本的にゲーム数上乗せはミッション演出を経由するようだ。他機種では、直乗せしたうえにバトルに発展し、さらに上乗せという仕様の機種があることと比べ、ものたりなさを感じた。▼直近では「悪魔城ドラキュラ3」、「がんばれゴエモン2」、その前には「GRADIUSTHESLOT」、「雀龍桜花」と、KPEからは不人気台がつづいているためか、ホールへの導入規模は限られている。また本機は、“ハイエナ機”としてヘビーユーザー層から一定の支持を得ていた「スパイガール」の続編ではあるが、スペックが変更され、前作のようなオイシイ要素が無くなったために、その理由から本機が注目されることもないだろう。以上の点を踏まえると、今回のリサーチ店舗での高稼働は、秋葉原という土地柄ゆえであった可能性がある。しかし、液晶演出の作り込みやゲーム性に対するこだわりなど、主力機との比較では明らかに力不足であり、バラエティコーナー用というポジションが妥当だろう。(木)(c)KPE試打評価総合評価★★★★★演出独自性出玉性能基本スペック・ゲーム性●BB・RB‐ARTタイプ●全国導入/5月21日導入規模追いかけ●女スパイ「ミウ」を主人公としたKPEのオリジナルコンテンツ「スパイガール」の第2弾。●ART「大作戦タイム」は、1ゲームあたりの純増枚数1.4枚、1セット50ゲーム、ゲーム数とセット数の上乗せタイプ。ART中には、小役の連続で上乗せミッション発動のチャンス。内部モードが通常モードでは小役3連で、高確・超高確モードでは小役2連で「上乗せミッション」が発生する。ただし、レア役では1回での発動もある。「ミッション」成功でゲーム数上乗せ。また「ミッション」中はレア役によるゲーム数上乗せのスペシャルゾーンとなっており、上乗せ期待値は約2倍となる。1契機での上乗せゲーム数は最大300ゲーム。「ミッション」成功後のレバーオンからフリーズが発生では、上乗せゲーム数が加算される2段階式上乗せ「カウントアップフリーズ」。「白7」揃いからは、「リプレイ」以外の全小役で100%上乗せされる10ゲーム×セット数の上乗せ特化ゾーン「超☆大作戦タイム」に突入する。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.