ブックタイトル20120615-0611デジタル保存版

概要

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●エリアレポートR EPORTA R E A R E P O R T 2012年06月14日（木曜日）2/11福島市内の激戦区ナショナルチェーンと地場企業が接戦福島・矢野目～瀬上福島市の市街地からならどこからでも、北方に目をやると信夫山が見える。この山頂にある羽黒神社には、大わらじが奉納されている。長さ１２メートル、幅１.５メートル、重さは２トンもあるらしい。福島の夏祭りは、この大わらじが市内をねり歩く「福島わらじまつり」である。福島市内においてパチンコホールが集まり激戦区となっているのは、この信夫山を国道１３号線のトンネルでくぐりぬけるか国道４号線で迂回した、矢野目から瀬上にかけての郊外である。このエリアには、サティやヨークベニマルをはじめとして、家電量販店や外食チェーン店舗など、ロードサイド型の大型店舗が集積している。編集部では、６月８日金曜日の午後、エリア内の主要店舗を対象とした稼働調査を実施した。※※※店舗稼働率のトップは５９.８％で『マルハン福島店』。平日午後とは思えない集客力を発揮し、ブランド力の強さを見せつけた。通常貸しを主体とした店舗構成であり、収益性も高そうだ。同店は矢野目地区に『ビックつばめ矢野目店』と隣接して立地しており、瀬上地区と隣接する伊達市の『マルハン伊達店』は、瀬上地区に流れる遊技客を吸引しているようである。福島県内を本拠地とするホールでは、本社を郡山市に置くマックスグループ（ミナミ・エンタープライズ）の『マックスアリーナ』が健闘していた。店舗稼働率は４１.２％で第２位、１０２４台設置の大型店舗だけあって集客数は『マルハン』を凌いで第１位である。同社は栃木県と千葉県にも『マックス』の屋号で進出している。『マックスアリーナ』では、１階にパチンコ・パチスロの通常貸玉と２円パチンコ、２階に１円パチンコと５円パチスロを設置し、２階を『遊ＶＩＶＡＭＡＸ』としてツイン店舗のような風体としていた。２階の休憩コーナーにはマンガ本を読みふける来店客も多く、まったりとした時間が流れているようであり、居心地の良さを提供できているようだ。各台に付けられた「緊急時遊技台確認カード」が、昨年の震災発生時に起こったであろう混乱を想像させた。（平）歩道に沿って連なる色とりどりの鯉のぼり（福島市パセオ）▼福島市矢野目～瀬上主要店舗の稼働状況掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.