ブックタイトル20120601-0528デジタル保存版

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概要

20120601-0528デジタル保存版

T E S T P L A Y2012年05月28日(月曜日)7/12●リサーチ日/5月11日(金)●リサーチ時間/15:00~18:00●竹屋CRAミニミニモンスター3演出・出玉性能ともに特徴なく■リサーチ店の状況●東京都足立区内に立地する駅前型店舗。パチンコの設置台数は約250台。●リサーチ対象機種は導入から3週間以上が経過。設置されている2台すべてをリサーチ対象とした。時間内における入れ替わりは4人。リサーチ終了時点でのパチンコ全体の客付き率は44.4%。■総評▼近年はヒット機種に恵まれず、「モンスター」シリーズのリリースを連発しなければならないという、メーカーサイドの苦しい台所事情がうかがえる。前作に引きつづきデジ羽根タイプとライトタイプの2スペックを発売。目標販売台数には到底及ばなかったものの、デジ羽根タイプについては1000店舗を超える設置規模を確保した一方で、ライトタイプは150店舗以下に沈んだ。筐体については見飽きた感があり、盤面の役物やデザインに目新しさが見られないのは残念なところ。役物の大胆なアクションや演出との絡みは少なく、同シリーズのファンにとってはやや物足りなさが残る。▼ビジュアル面に加え演出全般に関しても、歴代のシリーズ機をほぼ踏襲。「変わらない良さ」という意味では往年のファンからの支持は得られそうだが、斬新さや派手さはなく、無難なところに収まってしまった。2つの演出モードを搭載しているが、予告や演出のバリエーションに乏しく、リーチ後には期待感を煽ることなくあっさりと図柄が揃うケースも多数確認されるなど、作り込みの甘さが随所に見られた。▼スペック的には、大当り確率が90分の1を切っており、過去のシリーズ機と同様に、遊びやすさに重点を置いた仕様となっている。確率の高さから出玉性能に期待は持てないにしても、電チュー抽選時ではまとまった出玉の増加を見せたかったところ。特にライトタイプでその傾向が主流となっているなかで、本機は2スペックともに大量出玉を獲得できる16Rの比率が電チュー抽選時よりヘソ抽選時の方が高くなっている点は理解に苦しむ。▼本シリーズの甘デジタイプについては中古機でも安定した価格で推移しておりホールからの信頼も厚い。だが本機の場合、前述の通り演出やスペック全般にわたってこれといった特徴もないことから、歴代のシリーズ機同様の傾向を辿れるかどうか、不安が残る。(清)(c)TAKEYA試打評価総合評価★★★★★演出独自性出玉性能基本スペック・ゲーム性●CR第1種タイプ●全国導入/4月16日導入規模追いかけ「CRAミニミニモンスター3」3時間2台の出玉推移「CRAミニミニモンスター3」3時間2台の特賞発生数●1996年の「モンスターハウス」からつづく竹屋オリジナルコンテンツの最新バージョン機。●シリーズおなじみのシンプルな予告の「ミニミニモード」と、多彩な新予告をたのしむことのできる「ファンタジーモード」の2つのモードを搭載。●通常時のチャンス図柄の大当り終了後には、8回転(「CRAミニミニモンスター」の場合)の新モード「ドキドキゾーン」に突入。同ゾーンに突入する大当りには潜伏確変が含まれる。●「ミニミニモンスター」シリーズの代名詞ともなっている「おばけ」役物のインパクトがアップしており、高速落下・合体を展開する。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.