ブックタイトル20120601-0528デジタル保存版

ページ
37/54

このページは 20120601-0528デジタル保存版 の電子ブックに掲載されている37ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

20120601-0528デジタル保存版

T E S T P L A Y2012年05月29日(火曜日)5/9●リサーチ日/5月21日(月)●リサーチ時間/15:00~18:00●藤商事CRデビルマンレディー演出・ゲーム性に目新しさ感じられず■リサーチ店の状況●東京都台東区内の駅前型併設店舗。パチンコの設置台数は約520台。等価交換。●リサーチ対象機種は導入開始から1週間以上が経過。4台を設置していた。リサーチ対象とした3台の時間内における入れ替わりは1人のみ。リサーチ終了時点でのパチンコ全体の客付き率は47.1%。■総評▼スペック的には、やや軽めのミドルのバトルタイプに位置づけられる。ヘソ入賞時の潜伏確変の割合が高く、またバトルタイプであるために、一連の大当りの最後には出玉無し大当りで終わるというデメリットがある反面で、電サポ入賞時の16R確変大当りの比率が50%と高めであるため、ツボにはまった時の瞬発力が高くなっている。リサーチ時には、1番台がこの特性を発揮したゲーム展開となり、16R確変の塊によって出玉が急上昇するスランプグラフを描いていた。▼演出では、ヒロイン「デビルマンレディー」の対決演出が軸となる。通常時と確変時でもこの対決演出がメインとなっているため、わかりやすいと感じる人も多いだろう。バトル演出以外にもリーチアクションは存在するのだが、総じて信頼度は低いようである。多くの場合、予告演出のアツさによってある程度、大当りが見えてしまう演出フローとなっており、通常時には擬似連からの強予告を待つ展開となる。▼潜伏確変比率の高いバトルスペックであるために、通常時には図柄当選の確率が低め。その結果、通常時の遊技が実際のスペックよりも辛く感じてしまいがち。通常リーチのアクション成功パターンにも、潜伏確変当選の割合を高めるなど、必要以上に通常遊技を辛く感じさせない工夫が欲しかった。▼結論としては、長期稼働は厳しいだろう。スペックとしてはミドルタイプなのだが、ヘソ当選時の潜伏確変割合が高く、そのループがつづく仕様であることから、数値以上に大当りを遠く感じた。またコンテンツのヒロインは、それほど高い人気・知名度を有していないにも関わらず、演出では終始一貫して、ストーリー展開よりもバトル演出が流れていたため、原作の世界観の奥深さを感じることができなかった。悪く言ってしまえば、ひと昔前のスペックと演出クォリティという印象であり、新鮮さをどこにも見つけられない。遊技者の飽きは早そうだ。(木)(c)永井豪/ダイナミック企画・デビルマンレディー制作委員会(c)FUJI SYOJI試打評価総合評価★★★★★演出独自性出玉性能基本スペック・ゲーム性●CR第1種タイプ●全国導入/5月7日導入規模追いかけ「CRデビルマンレディー」3時間3台の出玉推移「CRデビルマンレディー」3時間3台の特賞発生数●タイアップの永井豪原作「デビルマンレディー」は、1997年から2000年まで週刊「モーニング」に連載された。また、連載と平行して深夜枠で放映された。本機ではアニメ版をコンテンツに採用する。●大当り確率299分の1のミドルタイプ。継続率77%、電チューからの大当りの50%が約2000個の出玉と、マックスタイプと同等の出玉感を味わうことができる。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.