ブックタイトル20120601-0528デジタル保存版

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20120601-0528デジタル保存版

対新機種談●パチンコ編企画D I S C U S S I O N2012年05月29日(火曜日)2/9「新機種を読む、語る」~12年6月、パチンコ編本稿は、これから設置が予定されている新機種について、本紙の担当編集者と月刊業界誌の担当編集者が自由に個人的な見解を述べた対談の記録である。パチスロについては明日付に掲載する。▼各メーカー、ヘソ賞球1個タイプ新内規新機種を次々に発表本紙編集担当A(以下「A」):ヘソ賞球1個タイプの新内規新機種が次々に発表されています。業界誌編集担当B(以下「B」):ショールームで打ってみると、確変中は確かに早いですね。ただ、すべての機種をこのスペックにしてしまうことには、疑問を感じます。ヘソ賞球を1個にして確変中の変動時間を短くするということは、確変中の時間が減り通常時の時間が増えるということです。特にST機は、確変中のドキドキ感が肝となっている遊技機であり、そのドキドキ感を削ってしまうということは、その遊技機の魅力を色褪せさせるということにつながるでしょう。ミドルタイプやマックスタイプであれば、ただでさえ長い通常時の時間をますます長くするということになってしまいますが、ライトミドルタイプやデジ羽根タイプであれば、ヘソ賞球1個タイプと相性が良いのではないでしょうか。A:ホールでの実測データやファンの反応をデータする作業が6月の導入開始後から始まります。各メーカーとも一通りこのタイプを出してみて、そのあとで演出とのバランスが調整されていくのでしょう。今後は、世界観との兼ね合いやゲームバランスによっては、2個賞球タイプや変動秒数をすこし伸ばしたものが、発表されることがあるかもしれません。遊技機のバリエーションが増えるという点では歓迎すべき改正であったと考えます。0万台の大台に届きそうな“次機種”はいまのところ「AKB48」くらいですか。B:噂されていた6月6日の総選挙に合わせて、というスケジュールにはもう間に合いませんが、早ければ6月中の発表もありそうです。「タロウ」があるのでマックスということはないでしょうが、「ミドル」と言えどもどのあたりの確率で出してくるのか、気になるところです。▼業界一丸となれるか、「ECO遊技機」開発A:プレスに対してリリースがないため、ホール関係者からの情報となるのですが、先月11日に日工組がホール5団体に対して、これまで「封入式パチンコ」と呼ばれていた「ECO遊技機」のシステム概要を説明しました。メーカー側でもホール側でも、特定のトップブランドが先行するのではなく“一丸となって”次世代パチンコをすすめていくようです。B:それには警察側の誘導があったようですね。これからメーカーとホール業界内が意見の調整と合意形成を図っていくことになりそうです。来年になるのか、「ECO遊技機」が登場すれば、今回の新内規登場などとは比べものにならないほどの大きな変化が、業界を揺るがすでしょう。▼今後の導入が予定されているパチンコ新機種(6月以降)▼本年最大の話題機?「ぱちんこAKB48」の気になるスペックA:ゴールデンウィーク中は「牙狼」と「ルパン三世」が好調だったマックスタイプですが、6月に「ウルトラマンタロウ」、7月に「CR吉宗」が発売されれば、また“世代交代”ということになりそうです。B:そこそこの前評判しかなく、導入直後の客付きでもパッとしなかった「牙狼」ですが、ゴールデンウィーク後に稼働が上り調子となりました。「ぱちんこ銭形平次」を見て「これからのパチンコはライトミドルだ」と了解した業界関係者も、「やはりマックスタイプの“ギャンブルマシン”は必要」という見方に傾いています。A:マックスタイプでは、電チュー振り分けで極端な2000個比率を持つ、シンプルでわかりやすいスペックが求められているようです。ところでいま気になるのが、本年最大の話題機となりそうな「ぱちんこAKB48」のスペックです。A:正統ラインの「大海2」がすでに発売され、次の「海」は“チャレンジスペック”となるでしょう。とすれば、2掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2011けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.