ブックタイトル20120601-0528デジタル保存版

概要

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N E W S2012年05月30日（水曜日）12/12余暇進、定時社員総会を開催～生安課玉川課長補佐、「広告宣伝規制の見直しも検討」「一物一価以外、例外は認められない」余暇環境整備推進協議会（余暇進、代表理事・宮脇磊介氏）は２２日、東京都港区海岸のホテルインターコンチネンタル東京ベイにおいて、２０１２年度定時社員総会を開催した。２０１１年度の事業報告、決算報告が行われ、２０１２年度の事業計画案、収支予算案などが承認された。２０１２年度の具体的な行動目標として、「業法制定を視野に入れつつ、現行法運営上の諸問題を研究・解決する」ことなどが盛り込まれた。警察庁生活安全局保安課の玉川達也課長補佐による講話では、「あくまで私見」としながらも、違法な広告・宣伝と、二物二価や三物三価といった違法な賞品提供について、「いまだに根絶されていないという状況は、誠に理解しがたい」と強い口調で非難。「業界の健全化が道半ばにあると感じている」と述べた。特定の機種を取材するライターなどの来店イベントや、特定の機種の清掃にかこつけた“珍妙な”出玉イベントについては、「警察の取締りが緩まるのはいつかと待ち構えつつ、当面はできるだけ脱法的な表現方法を探そうとする営業者、広告会社、コンサルタント等の動きが依然としてあることは誠に遺憾」とし、「広告・宣伝規制の運用方針の明確化に関する通知発出後の広告・宣伝の実態について検証を行って」おり、その結果、「必要と認められれば、通知内容を見直すこととなる」と予告した。また賞品提供方法については、風営法に定める賞品提供方法とは一物一価のみであり、二物二価や三物三価は「風営法施行規則がいわゆる賞品の取りそろえ義務を定めた趣旨に反するものである」と断じた。昨年２月の同氏の着任以来、実感してきた「ぱちんこ業界から完全に一掃すべき慣習」として、次の４つを列挙した。（１）違法な営業形態でも、たまたま摘発されなかったことをもって「既得権」と考える慣習（２）それが法に抵触しかねないものであれ、「他のぱちんこ店と同じことをしないと損をするかもしれない。」と考える慣習（３）法律で禁止されていても、牽強付会の解釈により、本来存在しないグレーゾーンを追求しようとする慣習（４）営業の基本となる法律や通達をきちんと確認しない慣習同氏は、「東日本大震災に伴い過去に例のないほど業界バッシングを受けた今だからこそ、業界は、これらの慣習を完全に改める時期に来ている」と、講話を締めくくった。講話終了後には、エンタテインメントビジネス総合研究所・代表取締役社長の藤田宏氏による講演が行われ、講演後に総会懇親会が開催された。▼ＰＣＳＡ、第１１期定時社員総会および設立１０周年記念式典を開催～自民党内閣部会への業法制定の提案を報告パチンコチェーンストア協会（ＰＣＳＡ）は２８日、東京都港区新橋の第一ホテル東京において、第１１期定時社員総会および設立１０周年記念式典を開催した。総会では、第１０期の事業報告、決算報告につづき、第１１期の事業計画案と事業予算案が承認された。また、各研究部会のリーダーが活動報告および次期の活動計画を発表した。報告事項として、５月１７日に行われた「自民党内閣部会・国土交通部会合同部会」に関係団体としてＰＣＳＡ専務理事の中島基之氏らが出席し、風適法からパチンコホール営業を規律する条項を抜き出し、遊技業関連営業を含む遊技業を全体として規律する法律を新たに制定すべきであると提言したことが報告された。役員の改選が行われ、ダイナム代表取締役社長の佐藤公平氏が代表理事に選任された。また、副代表理事には、アメニティーズ代表取締役社長の金本朝樹氏、合田観光商事常務取締役の合田康広氏、イクサム代表取締役社長の平林伸一氏の３人が選任された。警察庁生活安全局保安課の玉川課長補佐は講話のなかで、パチンコ業界内には、のめり込み、不正改造、違法な商品提供など健全化を阻害する要因が多く残されているものの、パチンコの射倖性を適度に抑え、手軽に安く安心して遊べる健全な娯楽として国民に広く受け入れられることを目指すＰＣＳＡの取組みに期待しているといった主旨の発言を行っている。設立１０周年の記念講演には、商人舎代表取締役社長の結城義晴氏が登壇し、ドラッガーのマネジメント理論を援用しながら、パチンコホールが「基幹産業」となるためには“イノベーション”が必要であると説いた。総会と記念式典の終了後には、ＰＣＳＡ設立１０周年記念祝賀会が開催された。ダイナム代表取締役社長佐藤公平氏５月２９日（火）５月３０日（水）●記念日／「ごみゼロの日」「ゴ（５）ミ（３）ゼロ（０）」の語呂合せから「消費者の日」１９６８年のこの日に消費者保護法が公布・施行されたことにちなみ、日本政府が１９７８年に制定●誕生花／アマリリス（花言葉・おしゃべり）●誕生日占い／「知識欲が旺盛な社交家」▼祖父は寡黙で働き者であった。その息子である父は、正直で、笑顔を絶やさない明るい男である。私も２人のようにありたいと思うが、実に色濃く受け継いでしまった短所がある。お酒が大好きなのだ。祖母も母も、よく泣かされたようだ。▼先日も家族揃っての食事の席に、泥酔した父が帰宅。誘いを断りきれず、少しだけ付き合った後に自転車で急いで戻ってきたものだから、その間にまわってしまったらしい。すかさず、その様子を撮影して、後日記憶のない父に見せると、意地悪なやつめと睨む。▼抗議ではなくいたずら心。身に覚えがあることは、強く言えないものだ。母の苦労が窺えるだけに自制することを誓いあう親子であった。（清）掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.