ブックタイトル20120601-0528デジタル保存版

概要

20120601-0528デジタル保存版

T E S T P L A Y 2012年05月30日（水曜日）7/12●リサーチ日／５月２４日（木）●リサーチ時間／１９：００～２２：００●ニューギン真田純勇士すぺしゃる毎回上乗せ対応役が変化するシステムは期待はずれか■リサーチ店の状況●東京都台東区内に立地する併設店舗。パチスロの設置台数は約２３０台。等価交換。●リサーチ対象機種は、導入４日目で４台の設置。リサーチ対象とした３台における入れ替わりは６人。リサーチ終了時点におけるパチスロ全体の客付き率は３１.４％。■総評▼本機はボーナスとＡＲＴのループにより出玉を獲得する標準的なＡＲＴ機。通常時に発生する特リプの押し順演出の正解からでもＡＲＴに突入するなど、比較的ＡＲＴには当選しやすくなっているという印象を持った。▼リサーチ時における、ＡＲＴ中の平均純増枚数は約１.２枚と、メーカー発表値１.３枚をやや下回った。ただしこれにボーナスでの純増が加わるために、極端に出玉性能が低いということはない。リサーチ終了時の差玉は全台マイナス。瞬間差玉としては、１番台がＡＲＴとボーナスのループで約９００枚を獲得している。▼ＡＲＴには、通常ＡＲＴの「常夏の陣」と上乗せＡＲＴの「バナナスプラッシュ」の２種類があるが、ＡＲＴ性能自体は同一。「常夏の陣」では、ゲーム数分の押し順ナビが出現。ゲーム数が「真田純勇士すぺしゃる」３時間３台の特賞発生数「真田純勇士すぺしゃる」３時間３台の出玉推移無くなり、転落役が入賞すると通常状態へと転落する。このとき、約１２分の１の確率の特リプが成立すると「バナナスプラッシュ」へと昇格する。「バナナスプラッシュ」は３０ゲーム固定のＡＲＴであり、突入時にはボタン押しによるキャラ選択演出が発生。ここで選ばれたキャラの組合せによって、ゲーム数上乗せの対応役が変わる。ＡＲＴのゲーム数上乗せは「バナナスプラッシュ」中の対応役獲得か、ＢＢ中の「白７」揃い、ＲＢ中の押し順正解時の抽選のいずれかで行われる。この毎回上乗せ対応役が変化するというシステムは、非常に特徴的なものであると言える。とはいえ、レア役を引いても、それに対応するキャラを選択していなければ上乗せの可能性はほぼゼロとなり、ガッカリさせられることが多かった。また、キャラの対応役を引いても上乗せが確定するわけではなく、ストレスの多いシステムと感じた。ただ、試みとしては非常におもしろい。また、高確モードの存在価値がないと感じた。レア役を重ねても特に抽選をしているような素振りがなく、通常時の押し順演出の方が期待度が高いように見える。▼通常時の演出は、期待度のバランスが悪いと感じた。ボーナス成立時にはリーチ目が非常に出やすいため、演出を見る必要がない。また、演出の見た目上の派手さと期待度が釣り合っていないとしばしば感じさせられたこともあり、演出を無心にたのしもうという気になれなかった。本機には萌え系のお色気演出が多いため、客層や店舗を選ぶものと思われる。ただ、萌え系ファンのなかには、熱狂的な“信者”が生まれる可能性がある。（西）(c)Newgin試打評価総合評価★★★★★演出独自性出玉性能基本スペック・ゲーム性●ＢＢ・ＲＢ‐ＡＲＴタイプ●全国導入／５月１４日導入規模追いかけ●２０１０年に発売された「真田純勇士」の後継機。ニューギンのオリジナルコンテンツとなっており、ＡＲＴ中には、１０人の「純勇士」が水着姿で登場するなど、「萌え」要素ををふんだんに盛り込む。●通常ＡＲＴ「常夏の陣」は、１ゲームあたりの純増枚数約１.３枚。初回セットのゲーム数が１０ゲームから１００ゲームの“ＳＴ型”。ＡＲＴ当選確定後、「準備中」に移行し、「？」ナビとチャンスランプ点灯で左リールに「ＢＡＲ」を狙う。約１２分の１の確率の「ベル・リプレイ・ベル」成立で上乗せチャンスゾーンＡＲＴ「バナナスプラッシュ」に突入する。同チャンスゾーンは、１ゲームあたりの純増約１.３枚、１セット３０ゲームで、「常夏の陣」のゲーム数を上乗せする。突入時に１０人からランダムでペアが決定し、各キャラクターに割り振られたチャンス小役成立でＡＲＴが上乗せされる「ＴＡＧシステム」。最大上乗せゲーム数は１００ゲーム。この２つのＡＲＴによる「ＴＡＧループ」で“萌えあがる、萌え乗せパチスロ”となっている。掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright（C）2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.