ブックタイトル20120210-0206デジタル保存版

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概要

20120210-0206デジタル保存版

T E S T P L A Y2012年02月09日(木曜日)5/8●リサーチ日/1月31日(火)●リサーチ時間/17:00~20:00●三洋CR聖闘士星矢SAAスペック・ゲーム性ともにコンテンツの魅力活かせず■リサーチ店の状況●大阪市内に立地する併設店。パチンコの設置台数は約300台。28個(約3.6円)交換。●リサーチ対象機種は3台設置されており、そのすべてをリサーチ対象とした。時間内における入れ替わりは4人。リサーチ終了時点でのパチンコ全体の客付率は80.1%。■総評▼通常時の演出はマックスタイプのものを踏襲しているのだが、特にバトル演出に関してゲーム性が大きく刷新されていた。勝てば確変、負ければ通常というマックスバトルでのバトル演出がSTタイプとなったことにより、重要性が薄くなり、継続をかけ手に汗握るという本シリーズの肝となる醍醐味が色褪せてしまっている。本スペックにおけるバトル演出の要素は、「聖闘士RUSH」のST中のみ。マックスタイプからのファンには違和感を抱かせる変更となった。▼デジ羽根タイプなのだからどの演出からでもあたるだろうと考えがちだが、本機に関してその考えは通用しない。「ペガサスフラッシュ」待ちという点は変わらないうえに、すべての演出の発生頻度が上がってい「CR聖闘士星矢SAA」3時間3台の出玉推移るため、マックスタイプで出にくかった演出でもハズれるという悪循環に陥っていた。▼リサーチ店舗のデータ表示器では、「出玉無当り」は計上されない設定となっていた。電サポが付かない潜伏確変とはいえ必ずモード移行し、モードを抜ければ通常画面に戻るという仕様のため、ユーザーが損をすることはない。また、その「出玉無当り」がヘソ入賞では4割を占め、これをカウントしないのであれば、見栄えの悪いデータになるのは明らか。出玉無し当りでも大当り回数が上がるように設定すべきだろう。▼前述の通り本シリーズの魅力は、主人公の「青銅聖闘士」とライバルたちとのバトルにあった。それがうまく落とし込まれていない。この大当り確率でバトルスペックを再現するのは難しいのかも知れないが、そうであればデジ羽根タイプではなくライトミドルタイプでも良かったのではないか。知名度の高いコンテンツだけに、スペック、ゲーム性を含め、モチーフを十全に活かした機械づくりを期待したかった。特にマックスタイプからのファンは、本スペックのゲーム性を見てすぐに離れていってしまう可能性がある。(西)(c)車田正美/集英社・東映アニメーション(c)SANYO GROUP試打評価総合評価★★★★★演出独自性●CR第1種タイプ●全国導入/1月10日出玉性能基本スペック・ゲーム性導入規模追いかけ●型式名「CR聖闘士星矢SAA」。目標販売台数1万5000台。●本年9月より設置を開始した「CR聖闘士星矢」シリーズのデジ羽根タイプ追加スペック。●大当り終了後には、確変突入率100%のST12回転が付く。ヘソ入賞の15R大当りからは、ST終了後に50回の時短の付く「聖闘士RUSH」に突入。そのST+時短中の継続期待値は約76%。8Rもしくは4R大当りからは、電サポ有のST12回転「セブンセンシズモード」に突入。同モード中の再大当りからは、大当り終了後に「聖闘士RUSH」突入となる。出玉無し当りのST12回転は「ミッションモード」となる。「CR聖闘士星矢SAA」3時間3台の特賞発生数掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2012 Vision Search Inc. All Rights Reserved.