ブックタイトル20110801-0805デジタル保存版

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20110801-0805デジタル保存版

SENNICHIMAE REPORT 2011年08月02日(火曜日)2/5「広告規制=装飾規制」開始消えた装飾物本稿では、関西地区最大のパチンコ市場である大阪千日前地区の客付きおよび入替状況を報告する。調査対象店舗は、『四海樓本店』『スロットシアター四海樓』『大東洋(『CLUB‐D』を含む)』『マルハンなんば』『難波123』『アロー浪速店』『アローナンバHIPS』の計7店舗。パチンコ4403台、パチスロ2244台、計6647台で集計した。ちょうど本稿を用意している8月1日は広告規制、すなわちイベント規制が開始される初日となっていた。まずは、各ホールの対応の描写から始めたい。基本的にはすべての調査店舗でイベントは実施されておらず、装飾物も著しく減少していた。『アロー』2店舗では、台間の機種名を示す挿し札や玉箱に挿されていたPOPの姿も見られなかった。店舗内外のポスターやラッピングは、イメージキャラクターである韓流女優「チェ・ジウ」の写真と「あそびゴコロが動き出す。」というキャッチコピーのものに差し替えられた。別積みも減少し、『浪速店』のパチンココーナーでかろうじて2カ所に置かれていたのを確認できただけだった。『123』でも、ポスターなどはイメージキャラクター「郷ひろみ」を起用したものに置き換わっていた。『四海樓』で見られた装飾物は、基本的に設置機種の案内のみ。『スロットシアター』の店外には、「イベント案内の「表現方法」に大きく規制がかかることになりました」などと書かれた「ご案内」を設置して、来店客への説明に努めていた。『大東洋』では、店外の電光掲示板などで電力節減の取り組みなどを告知する「エコホール宣言」を強調。景品での「扇風機フェア」の告知なども行った。『CLUB‐D』店内のポスターは、同サイズにプリントされた女性スタッフの写真へと変わっていた。『マルハン』から「7のチカラ」という表現がまったくなくなったわけではないが、店舗名と併記される、極めて目立たないものにされていた。イメージキャラクターの「和田アキ子」の姿は見あたらず、一部にシルエットとしてのみ確認することができた。※※※【客付き状況】7月29日15時時点における調査対象店舗全体の客付き率は、一般的な給与支給日直後の週末ということもあって、前回より5.2ポイント増となる66.8%となっていた。パチンコ全体の客付き率は71.5%、パチスロ全体の客付き率は57.6%であった。主要機種の設置台数と客付き率の推移掲載内容の無断転載、転用禁止。内容は日本の著作権法及び国際条約によって保護を受けています。Copyright(C)2011 Vision Search Inc. All Rights Reserved.